芦屋の木と工房家具のお店 Jクオリア
鳴尾御影線、西法寺の東隣にある「Jクオリア」は木と工房家具のお店です。今回オーナーの松下さんご夫妻にお話を聞いてきましたのでご紹介します!
木は一生もの
店内に入ると木の優しい香りと温かみあのる工房家具たちがお出迎え。木のおもちゃ、木製のキーホルダー・カトラリーのような小物からイスやテーブル、畳ベッドなどの大物までたくさんの木製製品が並んでいます。ご縁で年2~3回、作家さんの展示もしているのだそう。
「木は年月が経つにつれ劣化するのでなく味が出る。一生ものです。」と松下さん。
新築建築予定の若いご夫婦から子供が巣立って生活スタイルが変わった中年から高年のご夫婦まで様々な世代のお客様が来られるのだそう。
「一生ものだからこそ、時間をかけてゆっくり選んでほしい」
店内に入ってまず目に入るのが、たくさんのイスです。「イスは海外では長い歴史を持っているけど、日本では戦後から普及し始めたことを思うとまだ歴史が浅い。イスって奥深いんですよ」。そう言われよーく見てみると、高さの違いはもちろん、背もたれや肘置きも長さや太さが違っていたりと様々な種類のイスが1脚ずつ置かれていました。
イスは座った時、足が地についているのが一番リラックスできる状態。Jクオリアは基本受注生産なので、一脚ずつその人の足の長さに合わせて調整してくれます。日本ではイスとテーブルがセットで販売されているものをよく見かけますが、海外では家族それぞれが違ったイスを使うことが当たり前にあるのだとか。
おわりに
「ウインドウショッピング大歓迎!どうしても木の家具は敷居高く感じてしまいがちですが、気軽に触れて座っていただければ嬉しい。」と商品への愛情たっぷりな思いを話されました。実用性のある小物やおもちゃなど贈り物に喜ばれそうなものもたくさんありましたよ。
「もっと早くJクオリアを知りたかった」と話されるお客様も結構いるのだそう。私もその一人です。
〈ライター 北島志保〉