ヨドコウ迎賓館竣工100周年記念特別企画
「芦屋モダニズムチョコレート」プレミア限定販売

ヨドコウ迎賓館竣工100周年記念特別企画 <br>「芦屋モダニズムチョコレート」プレミア限定販売

芦屋のチョコレートの名店「cherry.c（チェリーシー）」と芦屋観光協会のコラボレーション
その高級感は、手にした人だけが「芦屋」を感じることのできるワンランク上のデザインと味わい
今回は、限定発売される「芦屋モダニズムチョコレート」をご紹介します。

芦屋観光協会とcherry.cのコラボレーション

芦屋観光協会より
アメリカが生んだ近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトによって設計されたヨドコウ迎賓館 (旧山邑家住宅)は、1974年5月に主屋が国指定の重要文化財となり、さらに2024年8月に敷地全体が追加指定を受けました。まさに芦屋を代表する建築物であり、その記念すべき年に重ねて竣工100周年を迎えることを記念してこのチョコレートを企画いたしました。

cherry.ｃ　シェフショコラティエ　浅倉雅俊より
芦屋の誇るヨドコウ迎賓館をモチーフとしたチョコレートの創造は、これまでにない素晴らしい体験となりました。
デザインとのバランスを考え、さまざまな国の色々なカカオで試作。味だけでなくチョコレートの流動性も加味し、最後に行きついたのが今回使用したクーベルチュールです。ぜひ、その繊細なテイストを100年の歴史と共にご堪能ください。

デザインから始まったチョコレート

助田敦さん画　ヨドコウ迎賓館

助田敦さん画　芦屋マリーナ

パッケージとチョコレートのベースデザインをしたのは、2023年度に芦屋観光協会に在籍した理事の助田敦さんです。
助田さんの芦屋の風景画は芦屋市役所北館入り口や、市民センターのギャラリーで展示していたこともあり、ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。CG全盛の昨今、今ではほとんど需要のない手描き建築画（完成予想図）を、現役時代パースデザイナーであった当時のパース技法で描き続けてられていました。
観光協会理事会で芦屋の名品・名物を新たに作りたいという議題が上がった時に、助田さんがヨドコウ迎賓館をモチーフにした造形のデザイン画を持参され、そのデザインの素晴らしさに一同が感動。「ぜひこれを形にするべき」と理事会メンバーが動き始めました。
助田さんはその時闘病中であり「これが最後の仕事」と活動されていましたが、今春、チョコレートの完成品を見ることなく永眠されました。

助田敦さん作　初期デザイン画

その繊細さ故に難航した試作

Le chocolate by cherry.c（現在本店は工事中）

cherry.cのチョコレート

このデザインを形にするにあたり、芦屋市内の和菓子店で最中にすることも検討しましたが、この細かな段のある形を再現することは難しいという結果に。
チョコレートであれば可能ではないかと声をかけ、手を挙げてくれたのが「cherry.c」のシェフショコラティエ、浅倉雅俊さんでした。
浅倉さんも助田理事のデザインに惚れ込み、試作が始まりました。しかし、その繊細な形状の型作りに難航し、形づくるチョコレートの素材にも試行錯誤を繰り返し、ようやく完成したのが「芦屋モダニズムチョコレート」です。
ヨドコウ迎賓館の、植物をモチーフとした装飾、柱の幾何学模様、そんなエクステリア・インテリアのイメージが、見事にチョコレートに再現されています。その繊細さはチョコレートの革命ともいうべき仕上がりになりました。
チョコレートの味はダーク、ミルク、抹茶、塩キャラメルの４種類。デザインモチーフとなった場所がどこにあるか、ぜひヨドコウ迎賓館に赴き探していただきたいです。

ヨドコウ迎賓館ではこの秋冬にナイトツアーや100周年パネル展示などのイベントも予定されています。
大丸芦屋店で10/23（水）から始まる「菓子フェスタ」でも販売予定。現在カカオが不作のため「チョコレートショック」と言われるほど高騰しており、さらに限定数販売のため販売価格が上がってしまいましたが、この機会を逃さず手にしていただきたい一品です。

■「芦屋モダニズムチョコレート」概要　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
販売期間　　2024年10月15日（火）より順次販売開始
販売場所　　
ヨドコウ迎賓館
大丸芦屋店（10/23～「菓子フェスタ」）
cherry.ｃでも販売予定

販売価格　3,780円　初回限定販売数　500

プレスリリースPDFはこちら

＜ライター　杉本せつこ（芦屋観光協会理事）＞