4月よりプレオープン!『2才からの食育 パバローン保育園』をレポート
今回は東山町に4月よりプレオープンした『パバローン保育園』を取材してきたのでご紹介します。
『パバローン保育園』について
芦屋で長年愛されているパン教室が食育を軸とした保育園を開園するというので取材に行ってきました!芦屋のパン教室『スタジオ パバローン』は以前芦屋人のキッズ黒帯でもご紹介しました。
「いつか世界へ羽ばたく子どもたちへ『一生もの』の食育を」というコンセプトで1才半からの未就園児さんを募集されています。習いごとではなく食育を主軸とした保育園という普段聞きなれない言葉に興味津々です♪
場所は東山町にあるコープミニを西に向かうと左手にパバローン保育園はあります。オシャレな看板のこちらは入り口ではなく本当の入り口は裏側にあるんです。
2台分の駐車場もあるのでもちろん車での登園も可能です♪
ある一日のスケジュール
09:45~10:00 登園時間
10:00〜10:15 朝の会
10:15〜11:00 五感を使った食育タイム(お話と調理実習)
11:00〜11:45 その日のお遊び(絵画造形・リトミックなど)
11:40〜12:20 栄養満点の手作りランチ
12:20〜12:35 絵本読み聞かせ
12:35〜13:00 お子様に応じてのフリータイム(午睡など)
14:00~14:30 お着換え・お片付け・お帰りの用意
この日は五感を使った食育タイムにお邪魔しました。
元気いっぱいの子どもたちがお出迎え!手を洗って早速スタートです。
先生の話に耳を傾けながらも食材が気になって仕方がない様子。
「自分でやりたい!」の気持ちが強い子どもたち。やる気満々です。
パン生地をツンツン、くるくる丸めてみる、豆むきの豆がポーンと勢いよく飛び出して大笑い、においをクンクン嗅いでみたと思ったら、少しかじってみたりとまさに五感をフル活用!の時間でした。
代表 川津真理さんにインタビュー
〇立ち上げのきっかけは?
「食育スタジオを運営する中で未就園児が参加するようになり専門的な知識が必要と判断し保育士資格を取得しました。以降保護者よりもう少し時間を延ばしてほしいとの要望を耳にするようになり、漠然と保育に関心を持つようになったんです。」
そんな中新型コロナウイルス感染拡大の影響で事業を見直すきっかけに。
「コロナ禍でおうちごはんが増えたことで母親の負担が増すこととなり、子どもの自炊力の向上と幼少期からの食育の必要性を再確認したんです。また、リモートワークが増えたが子どもがいるため仕事に集中できない、スポット的な仕事のため保育園には預けられないなど諸問題を抱えている子育て世帯をサポートし女性の社会進出に貢献したい!と考えるようになりました。」
このような思いから立ち上げを決意されたのだそう。
〇習いごとではなくなぜ保育園に?
「ご飯を作って食べることは特別なことではなく生きる基本なんです。だから習いごとではなく普段の生活の中の一部として捉え、作ることに携わりみんなで美味しく食べるという基本的なことを身に着けてほしいと思ったので保育園というスタイルにしました。そして何より自慢の保育士 秋山由香さんです!保育歴11年、プロ意識の高さといつも子どもに優しく寄り添う姿にぜひにと当園の保育士をお願いしました」
〇メニューについて
「子どもたちの心と体を考えた、こだわりの食材を生かすメニューです。管理栄養士の資格を持つ『MIYUKI DELICA』の代表池田美由起さんと何度も試作試食した自慢のレシピです♪お野菜が嫌いなお子さんがおかわりをしてくれて、『ママに自慢しなきゃ!』と話したりしていますよ」
さいごに
多様な生活スタイルの中で、「食育」の想いはあっても中々一緒にご飯を作って一緒に食べることが難しいご家庭も多いのではないでしょうか。
そんなご家庭にそっと寄り添い、「美味しく食べて思いっきり遊ぶ」ワクワクの時間を提供してくれるパバローン保育園。子どもの食育のため、自分の時間確保のため、ぜひご利用してみてはいかがでしょうか?
パバローン保育園について詳しくはHPまたは5/27発行の「芦屋人6月号」をチェックしてみてくださいね!
「芦屋LIFEニュース!」の動画でもご紹介しています。
〈ライター 北島志保〉