花火大会や夏祭りの季節！せっかくだから、今年は浴衣を着てお出かけしてみませんか？

もうすぐ第40回記念芦屋サマーカーニバルです。他にも神戸・大阪の花火大会など、夏祭りの開催が続きますね。昔買った浴衣をタンスに仕舞い込んだままの方も多いのではないでしょうか。今年はちょっとお祭りに着て出かけてみませんか？「着るのは大変」「着崩れてしまうし…」と思われている方や、娘さんに着せてあげたいママさんにもおすすめの「竹楽着付教室」をご紹介します。

竹楽着付教室は大桝町、本通りに面したマンションの一室にありますが、ご自宅やご希望の場所に出張もできる教室です。今回、お話を伺ったのは講師の竹林裕子さん。レッスンだけではなく、着付けはもちろん、お仕立て・お直しの相談までできる着物についての専門家です。

「着崩れしないためには」

着崩れの原因はまず、仕組みを知らないこと。
「着物の仕組みを習って知っているのと、知らないのとでは差が出ます。知っていれば自分で直すこともできますよね」
確かに意識せずに着付けてもらっているよりは、少し乱れた時にすぐに直すことができそう。

寸法があっていないこと。
「着崩れている時は寸法があっていないことが多いんです」
本来着物はオーダーメイド。確かに既成品はどこか体にフィットしない部分がありそうです。でも祖母や母から大切な着物を譲り受けたり、自分の物であっても体型の変化で合わなくなってしまったりすることもあります。「そんな時も補正して着る方法を教えることもできますし、お直しして大切に着ることができるのも着物の良いところですね」と言う竹林先生。スタイルに自信がない時の補正も教えていただけるそう。

省略して着付けしていること。
量販店などで浴衣セットを購入すると、着付けに必要最低限の小物しか入っていません。説明書を見ながら自分で着ることはできても、紐の本数も少なく、どこか緩くなってしまうんですね。竹楽着付教室の公式HPに掲載されている着付けに必要な物の一覧を見ると、ずいぶんたくさんの小物が書かれています。これを全部揃えるのは大変そう、と思ってしまいますが「肌着は洋装のものでかまわないし、補正もタオルで、ベルトもあれば、でかまいません」とのこと。竹楽着付教室では足りないものは購入もできるそうなので、レッスン前に慌てて買い揃えなくても大丈夫なんです。

浴衣に限らず、着物を自分で理解して着ることが、美しく着崩れずにいられる秘密なんですね。

「浴衣を着る、着せる、着せてもらう」

竹林先生は着物の良さを知ってもらうために、敷居の低い着付教室を目指されているそう。浴衣のレッスンは１回２時間（税込1，500円）が２回で完結。しかもご都合のいい日をレッスン日として希望できます。確かにこれなら簡単に始められそうですね。でも習っていたらお祭りに間に合わない！そんな時は、着付けだけでもお願いしてみましょう。こちらも1，800円（税込）。しかもプラス往復交通費だけでご自宅への出張も可能！他にはないリーズナブルさなんです。花火やお祭りの日はお早めにご予約を。

「自分のペースに合わせたマンツーマンレッスン」

浴衣のレッスンは７月末までの限定コース。８月からはお正月に向けて、着物を着るレッスンを始めてみませんか？マンツーマンで、その人の要望に沿った内容でカリキュラムを組んでくれます。まったくの初心者には着方から所作などまで一通り学べる15回コースもあります。
お正月や成人式で娘さんに振り袖を着せたり、結婚式で留袖や訪問着を自分で着ることができたりしたら、ちょっと鼻が高いかも。娘さんに着方を伝授するために通われているお母様もいらっしゃるそう。まずは浴衣の着付けから始めてみるのもいいですね。

着付教室
●１回２時間、2,000円（税込）、ご自宅なら2,500円（税込）＋往復交通費　お友達と一緒でもＯＫ！
浴衣レッスン（7月末まで）
●１回２時間、2,000円（税込）×２回　※浴衣・帯はご持参ください
浴衣のお着付け
●2,800円（税込）　※ご予約方法、必要なものはHPでご確認ください（2019年7月現在）