自然派料理のデリ&スイーツ店「amasora(あまそら)」で旬の食材を楽しむ
新鮮な素材から彩り豊かに作られたデリやスイーツが揃う「amasora(あまそら)」が2018年3月10日に芦屋にオープンしました。日常づかいや特別な日…あらゆるシーンで大活躍、パティシエ出身のシェフが作る“あざやかデリ”を気軽に楽しんでみませんか?
店内のショーケースにはカラフルなデリがまるでスイーツのように色とりどりに並んでいて「お菓子屋さん?何屋さん?」と思わず足を止めて外から覗き込んでしまう方も多いのではないでしょうか。それもそのはず、オーナーの池尻彩子さんは神戸の洋菓子店「ダニエル」で8年間勤務されたパティシエ出身。お菓子教室のアシスタント講師やレストランでのメニュー監修などを経て、2017年2月からは神戸北野のアトリエ「甘空」でお菓子の販売やケータリングを行い、もっと身近に「甘空」の味を感じてもらえる場所を…と、池尻さん自身が育った芦屋に初ショップをオープンしました。スイーツとお惣菜を同じバランスで揃えるという、両方が充実したちょっと珍しいデリショップです。
「amasora(甘空)」とは「いつの日か食べた記憶。いつの日か見た甘い空」という、池尻さんが子どもの時に家に帰るとお菓子の焼ける良い匂いがした幸せな甘い記憶を意味しています。
素材はできる限り新鮮で自然な素材を、全国の信頼できる生産者から直接仕入れ、素材本来が持つ力を引き出すように調理するのを心がけているとのこと。ホタルイカのキッシュやシャドークイーンという紫色のポテトサラダなど、一風変わったバリエーション豊富なメニュー。これはどこからのインスピレーション?とお聞きすると、「とにかく食べることが昔から好きなんです…素材を見て、食材の生産者さんの意見も聞いて、常に美味しい食べ方がないかを考えている」とのこと。お客様が持ち帰って食卓でおいしくいただくお惣菜は、レストランで出来立てを提供する料理とは全く作り方が違うため、日々考案し続けているそうです。
まるで宝石箱!“彩り良し・センス良し”がぎゅっとつまったお弁当がおすすめ
様々なメニューがある中で、特におすすめなのがお弁当です。ライターが取材中も、3名ほどのお客様が店内で注文していたという人気ぶり!注文は前日(定休日を含みません)の13時までに、電話、FAXまたはメールにてすることができます。種類は、1,800円(税抜)のものから6,000円(税抜)のものまで6種類(彩irodori・晴hare・赤aka・花籠hanakago・童warabe・重kasane)あります。
彩(写真1)の中身は、メイン1・デリ4・おむすび4で1,800円(税込)。内容は季節によって変わりますが、取材時は土佐赤牛のデミハンバーグがメイン♪デミグラスソースがとっても濃厚で、野菜が細かく刻まれて入っているお肉はほわっと柔らかくてジューシー!一つ一つのおかずやおにぎりを口に運ぶたびに、美味しくて笑顔が自然とこぼれます。お弁当の入れ物は竹の葉仕様の籠を、池尻さん手描きイラストのamasoraラベルが包み、より美味しさを引き立てます。友人や家族とどこかに持っていくお弁当としてもピッタリですね♪
左上…晴hare<メイン2・デリ5・おむすび4> 2,400円
右上…赤aka<土佐赤牛のしぐれ煮・デリ6> 2,500円
下… 重kasane<メイン1・デリ5・おむすび4>×3 6,000円~)
※全て税抜価格です
店内には、お客様と会話ができるようにと設けた、イートインスペースもあります。お弁当をそこで食べられるお客様がいらっしゃったり、食に関しての相談などをお話しされる場にもなるのだとか。
「今後は、ケータリングやデリバリーにも力を入れ、地域の方が何かお目当てのものを買いにきていただけるような“芦屋の台所”になっていきたい」と池尻さん。
素材本来の持つ力が、シンプルにかつ最大限に美しく引き出されたamasoraのデリ達。ひとりでもみんなでも楽しい食卓を温かく彩ってくれますよ。
amasora(あまそら)
- 兵庫県芦屋市宮塚町15-5
三楽レジデンス1F (GoogleMap) - 0797-61-7675
- 10:30~19:30
- 火曜日
<ライター 坂本美紗子>