芦屋でレアなレッスン♪ハープの音色に魅了!
楽器の女王とも言われるハープ。優美なフォルム、優雅な演奏スタイル、心癒す音色は、憧れの世界。そんなハープをプロのハーピストから楽しく学んでみませんか?今回は、お稽古事としても数少ない『芦屋ハープ教室』を取材してきました。
癒しの音色には理由がある!
弦楽器“ハープ”を触ったり、弾いたりできる機会、なかなか無いですよね。気品ある楽器というイメージが強く、気軽にトライできないもの…と思っていませんか?
スタイリッシュな貸しスタジオ「Salon Classic」では、初心者でも気軽に習える『芦屋ハープ教室』が開講されています。主宰者・講師の上田あづ紗さんはプロのハーピスト。ご自身も弾いていてとても癒されるというハープの魅力を、少しでも多くの方に広めたいと、レッスンを始められました。お稽古に来られる方は、3歳から70代と幅広く、楽器経験が無くても、楽譜が読めなくても大丈夫だとか。長年の憧れを実現させた方もいらっしゃるそうです。
ハープの魅力はなんといっても、その音色。心が穏やかになり、癒されるのはなぜ?実は、ハープの音は、ひとつの音を弾くと、5つ上の音が自然と響く倍音という性質を持っています。この倍音が鳴ることで音の広がりが出て、そこに音のゆらぎが加わり、癒し効果となるそうです。ハープならではの、ポロロロロ~ン♪と連なった音(グリッサンド)を間近で聴くと、本当にうっとりとしてしまいます。
ハープには2種類あります。
ハープには、グランドハープとアイリッシュハープの2種類があります。音色も操作も違うので、レッスンはお好みで選べます。始めは家にハープが無くてもお稽古はできるそうですよ。
グランドハープ(右側)・・・オーケストラで一般的に演奏されているハープ。弦の数は47弦。下部にある7つのぺダルで半音を操作。いろんな曲に対応できます。
アイリッシュハープ(左側)・・・グランドハープに比べると2回りほど小さく、弦の数も少ない。上部にあるレバーで半音を操作。脚の取り外しが出来て、お子さまに使いやすいサイズ。音域や操作上、適さない曲もあるが、グランドハープより価格は安い。
脳も刺激されるワンランク上のお稽古
今日は、「みんながやっていないことをやりたくて始めた」という生徒さんのグランドハープのレッスンです。習い始めてから約1年、現在、2曲目の「誰も寝てはならぬ」に取り組み中。「指使いが難しいけれど、1曲弾けた時が嬉しいです」とのこと。ハープは、小指を使わず、右手4本、左手4本の計8本で演奏します。和音を弾いたり、スムーズに弾きこなすのは、時間がかかりそうですが、簡単な曲なら3ヵ月~半年で弾けるそうです。“1曲完奏コース”では、1曲を全10回のレッスンで弾けるように目指します。
音階順に並んだ弦は、ドの音は赤色、ファは青色と色付けしてあり、弾けば鳴るので、誰でも初めからドレミファソラシドが弾けます。もちろん、複雑な曲を弾いたり、技術力を極めることはとても難しいことですが、意外にも、とっつきやすい楽器だったんですね。レッスンでは、椅子の座り方から、ハープの構え方、指の弾き方を教わり、まずは片手で弾けるように練習していきます。両手で弾いたり、ペダルで半音を出したりするには、右脳も左脳も使うことになり、音に癒されながらも脳には良い刺激が!複雑な演奏をこなされるハーピストの方ってすごいんだな…と改めて実感しました。発表会や生徒さん同士のイベントなどもあり、ハープとともに特別な時間を持ってはいかがでしょう。
講師プロフィール
上田あづ紗さん/武蔵野音楽大学卒業、フランスやスイスにてレッスン、セミナーを受講。現在、ハーピストとして各地での演奏やハープセラピストとして病院でのヒーリングコンサートなどで活動中。小学校4年生の時に、知人の演奏を聴いて感動したのがハープとの出会い。「その方の手の形や指の長さに合わせて弾きやすいように考えながら、楽しくレッスンしています」とのこと。
レッスンのお知らせ
『芦屋ハープ教室』
レッスン場所/Salon Classic
・1曲完奏コース 10回 53,000円(入会金なし)
・その他レッスンに関してはお教室にお問合せ下さい。
<ハープ体験会>
2020年12月13日(日)詳細はお問合せください。
お一人様5分程度のハープ体験、間に約30分のミニコンサートを予定。