食欲の秋
芦屋で美味しい散策ランチしよっ!
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食欲の秋
芦屋で美味しい散策ランチしよっ!

爽やかな秋風に誘われて、街歩きが楽しい季節。
美味しいものやステキな風景に出会うと嬉しくなりますね。
今回は、目にも胃袋にも嬉しい新店舗を2件、ご紹介します。

つけあわせが主役に負けない美味しさ!
フレンチバル『ガルニチュール』

今年7月にオープンしたフレンチバル『ガルニチュール』。ガルニチュールとは、フランス語でお肉料理やお酒のつけあわせのこと。お肉料理やお酒と一緒に野菜類もバランスよく取り入れられるように考えられているから、外食にありがちな野菜不足になる心配がない!シニア野菜ソムリエさんが監修される日本野菜ソムリエ協会認定レストラン、と聞くと、ガチガチの野菜メニュー!?と思ってしまいますが、旬の野菜がメイン料理の一皿にもコースの流れにもうまく組み合わさっていて、何種類もの野菜が知らず知らずに食べられるのが嬉しい!野菜類は、全国の旬のものをスーパーよりも早くに直送。新鮮野菜が、主役を盛り立てながらも、お肉のカロリー摂取の吸収を抑える!という、いい仕事をしています。

お昼はランチメニューのみで、人気の「ガルニチュールランチ」は、メイン料理を5種から選べます(1,800~2,500円)。やはり野菜類の鮮やかな色合いが目をひきます。噛めば噛むほどに甘味が出るモチモチ玄米は、なかなか他では食べられませんよ。  夜は、黒毛和牛や黒豚、朝引き鶏などを使ったアラカルトメニューが豊富。しかもリーズナブル。ディナー限定1日5品という「野菜畑のロッシーニ」は、1,800円というから驚きです。ポートワインで煮込んだ洋風ふろふき大根の上に、黒毛和牛フィレ肉、フォアグラがド~ン!自家製トリュフソースが美味しそう。  数々のホテル等で修業してきたフレンチシェフが創り出すお料理は、気取りのない優しい味。普段使いのフレンチとして幅広い年代におすすめです。

フレンチビストロ ガルニチュール

  • 兵庫県芦屋市大原町4-12 (GoogleMap)
  • 0797-26-8297
  • 11:30-15:00(LO14:00)
    17:30-23:00(LO22:00)
  • 水曜日
  • 無(近隣にコインパーキングあり)

籠の中に秋満載!手の込んだ日本料理に感動!
日本料理店『折々 まつ菜』

美味しい日本料理を求めて市外からのお客さまも多いという『折々 まつ菜(おりおり まつな)』さん。オープンは昨年10月。鳴尾御影線沿いに入口が見えず、大きな看板などもないために、まだまだご存じない方も多いのでは!控えめな入口から中に入ると、一枚板のカウンターや椅子など、ケヤキ材をふんだんに使用した空間が清々しくも温かい印象です。

腕を揮うのは、料理学校卒業後、老舗日本料理店で修業した店主・松井基人氏。目にも鮮やかな月替わりの“招福籠盛り膳”を始め、1,000円~2,300円までの価格で贅沢なお昼を堪能できるのが貴重!神無月の籠盛りは、さんま生姜煮、菊花かぶら、栗の渋皮煮、ぎんなんの松葉さし、さつまいもと甘長のかき揚など、秋の味覚が満載。鯛ときのこの土瓶蒸し、朴葉の吹き寄せご飯、デザートの手作りの栗蒸しようかんに至るまで、日本の秋にたっぷり浸れて、しみじみ幸せ!


食材は、各地域の新鮮なもの・美味しいもの等、店主が良さを実感できるものを厳選。店名の通り、折々の季節感を大切に、器や構成にこだわって美しく盛り付けられ、日本料理の繊細な感性・情緒をたっぷりと楽しめます。「食べ比べて一番美味しい!」と店主イチオシの佐渡産コシヒカリのご飯もの、地元芦屋の六甲みそをベースに求める味に仕上げた赤出し、じっくり炊き上げたちりめん山椒など、すべてにこだわりが!“牛トロ”とも呼ばれる希少部位イチボや、豚肉が苦手な方でも食べられるという天草豚なども是非食べてみたい!夜は、料理に合うお酒とともに更なる上質な時間が過ごせそう!

日本料理折々まつ菜

  • 兵庫県芦屋市打出小槌町6-9 (GoogleMap)
  • 0797-35-5001
  • 11:30~14:00
    17:00~21:00
  • 水曜、第3木曜
  • あり

〈ライター 長谷川幸子〉