もうすぐ土用丑の日!
スタミナ食”うなぎ”で夏バテを吹き飛ばそう!
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もうすぐ土用丑の日!
スタミナ食”うなぎ”で夏バテを吹き飛ばそう!
7月22日は土用の丑の日。うなぎを食べる習慣は江戸時代に始まったそうですが、ビタミン類が豊富な鰻は夏バテ防止に最適!美味しいうな重や蒲焼をぜひ楽しみたいですが、このところの価格高騰ぶりに口に入る機会が減ってしまっていませんか。奮発するなら職人の技が冴える鰻料理を!ということで、芦屋で人気の鰻屋さんをご紹介します。
三佳
迫力のふんわり鰻でお腹いっぱい!
気取りの無さが嬉しい「三佳」
創業86年の老舗『割烹 三佳(みよし)』。こちらは外からは店内が見えないので、初めて入るには勇気が要りそうですが、実はお一人様からファミリーまで気軽に鰻を楽しめる嬉しいお店。明るくてアットホームな雰囲気です。
愛知県三河一色産を中心にした鰻は、背開きで白焼きにした後に蒸すことで余分な脂が落ちます。これを、注ぎ足し注ぎ足し守られてきた秘伝のタレで焼き上げる江戸焼きスタイル。タレは、数種類の醤油をブレンドしたものでコクがあるけれど、意外にしつこくないのでご年配の方でも胃もたれしなさそう。驚くほどにふんわりと柔らか!大きな椀で出される「うなぎ丼セット」は肝吸い・小鉢付きで3,200円。蓋を取った途端、歓声が上がるほどの迫力の身がド~ン!男性でもお腹いっぱいになること間違いなし。たくさん食べられない方には、「ハーフ丼セット」(1,800円)や「ハーフかば定食」(1,800円)を。平日の夜限定のうなぎを主にした膳や会席もあり(要予約)。
割烹三佳(みよし)
- 兵庫県芦屋市大桝町5-18 (GoogleMap)
- 0797-22-3363
- 11:30-14:00(L.O13:30)
17:00-21:00(L.O20:30)
※土用丑の日は予約(配達又は持帰り)のみ。
配達11:00-19:00(L.O) - 木曜(祝は営業)
- アリ(2台)
駿河
気の利いたお土産にもなる
「1本うなぎ寿司」が名物の「駿河」
2軒目は、阪神打出駅の踏切すぐ近くの『駿河(するが)』。こちらは、テイクアウト専門の鰻料理店です。四国産が主の国産鰻は、背開きにして骨まで焼く高温で白焼き、蒸したものを一晩寝かせるのが駿河流こだわり。蒸して柔らかくなった身が、焼いた時に串から落ちないようにするための工夫だとか。
すべての工程に手間ひまをかけていることが美味しさの鍵。熱い炭火で焼く作業が目の前で見えるので、臨場感も良い匂いもたっぷり。看板メニューは、鰻を1本丸々使った「1本うなぎずし」(2,500円)。無農薬ご飯の寿司飯には、細かく刻んだ青紫蘇、ガリ、ゴマが入っていて風味豊か。こってりした鰻ものとは違った爽やかな味わいで、食欲のない時でも食べやすい。殺菌効果のある竹の皮で包まれ、温かくても冷えてもOK 。作り置きは一切ないので、電話注文しておくと待ち時間短縮。遠方からわざわざ買い求めにくるファンも多く、丑の日は大盛況だとか。うなぎ好きなら並んでもトライすべし!
うなぎずし駿河
- 兵庫県芦屋市打出町1-6 (GoogleMap)
- 0797-23-6022
- 11:00-20:00
- 水曜
戎家
厳選したうなぎに自信あり!
貴重な天然鰻にも出会える「戎家」
次に、江戸焼き鰻の老舗『戎家(えびすや)』をご紹介。産地と鮮度にこだわったうなぎは、毎朝、神戸東部中央卸売市場で仕入れる活きのいいもの。愛知県三河一色産三河鰻咲や鹿児島産の国産活鰻を使用。背開きで白焼き後、ふんわりと蒸し上げてほどよく脂を落とし、3代に渡って受け継がれてきた秘伝のタレで、じっくり、こんがり、まろやかに焼き上げます。肉厚の鰻とタレ、そしてご飯の味が一体となって感動!ナチュラルトーンの落ち着いた店内でゆっくりと堪能したい!
お昼には、小鉢と肝吸付きの『うな重』(1,600円)がお手軽と人気。ご主人が自らの足で厳選した岡山県児島湾および児島湖産の貴重な天然アオうなぎも取扱い(入荷状況はHP でご確認を)。こちらは時価のコースメニューですが、あっさりとした味を毎年楽しみにしているツウの方もいらっしゃるそう。ユニークな新メニューは、ビビンバのようなおこげご飯が香ばしい「あつあつ石焼うな丼」(肝吸付き・2,500円~)。伝統の味を守る老舗ながら、チャレンジ精神に拍手!新鮮な魚介を使ったお寿司やお刺身、一品料理と多彩なお料理も楽しめます。
鮨・うなぎ割烹 戎家
- 兵庫県芦屋市前田町4-10 (GoogleMap)
- 0797-22-4533
- 11:30-14:00(Lo13:30)
17:00-21:00(Lo20:30) - 水曜日(月に一度水・木の連休あり)
(ライター 長谷川幸子)