芦屋唯一の猫カフェ『芦屋ねこの手』で、癒しと和みのひと時を!
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芦屋唯一の猫カフェ『芦屋ねこの手』で、癒しと和みのひと時を!

猫の動画が大ヒットし、全国的に猫カフェも急増中と、猫ブームが続く近年。
芦屋ではドッグカフェは増えてきていますが、なかなか猫カフェは誕生しませんでした。
そんな中、待望の猫カフェが2012年1月5 日にオープン。
猫マニアの心をとらえる『芦屋 ねこの手』をご紹介します。

美猫!おっとりちゃん!キュート!猫スタッフ11匹がお出迎え!

阪急芦屋川駅より北へ2分、赤いらせん階段が目印。このビルの2Fに、芦屋唯一の猫カフェ『芦屋 ねこの手』があります。ドアを開けてスリッパに履き替え、さらに奥の扉を開けると…。いきなり寄ってくる猫スタッフ(ここの猫たちは猫スタッフと呼ばれます)たち。さながら「あら、新しいお客様!?いらっしゃいませ~」と言わんばかりの大歓迎です。人馴れしていますが、大騒ぎするでもなく、とても落ち着いています。次に、手を消毒し、ロッカーに荷物を収納。カウンターとソファーがある店内は、シンプルながら、窓越しの芦屋川の景色も美しく、明るく清潔感いっぱい。普通の空気清浄器を使用しているそうですが、まったく匂いがしないのが不思議です。こじんまりしているので、お客様の定員は5~6 人位まで。猫カフェには、してはいけない事などのお約束があり、寝ている猫を起こしたり、無理やり抱っこしたりはNG。でも、撮影はOK(フラッシュ禁止)で、猫の方から膝のりしてくる場合もあるので、猫密度は高いです。ただし、小・中学生は保護者の付添が必要ということで、猫にストレスをかけないためにも、他のお客様の迷惑にならないためにも、大声や大きな音は禁物。「猫に対しても思いやりを持ってほしい」と村田季子(としこ)店長さん。分からないことは、人スタッフの方に聞いて、マナーを守りましょう。

保護猫の里親も募集中!興味のある方はぜひ!

『芦屋 ねこの手』の猫スタッフは、1~8歳の雑種で美人揃い。おっとりした穏やかな子が多く、ケンカはほとんどないとか。自分の居場所を取り合うでもなく、それぞれのお気に入りの場所で、とてもくつろいでいるのが分かります。村田店長さんは、以前の仕事時代の通勤中に猫と関わることからその魅力にハマり、あちこちの猫カフェにも通ったとか。そして、猫の関心や理解が広まることを願い、ついに友人と自分の店をオープン。ここの猫たちは、ほとんどが保護猫だそうで、ノラ猫や何らかの事情により飼い主が不在になった猫たちです。お店では猫の引取りはしていませんが、里親募集の猫のファイルがあり、ボランティア団体や個人で保護した猫と里親との仲介はしているそうです。保護猫にとって、いい出会いが実れば幸せなことですね。
猫と触れ合いながらまったりと過ごす方、猫の写真撮影を練習する方、ちょこっと猫と遊びたい方など、お客様の楽しみ方はいろいろ。家では猫を飼えない環境の方や、好きだけどアレルギーで長時間は一緒にいられない方も。仕事帰りに立ち寄り癒されて帰る、というリピーターの方もいるそうですよ。隠れ家的な猫カフェとして、猫たちとの心休まる時間を持ちたい方にオススメです。

(ライター 長谷川幸子)

芦屋 ねこの手

  • 兵庫県芦屋市西山町
    23-21 2F
  • 0797-78-8969
  • 11:00~22:00(L.O.21:30)
  • 木曜