旬菜旬魚の天ぷらとワインを楽しむ大人の空間

天ぷら＆ワイン　いわい

2009年10月に、芦屋・山の手に新しく出来た『天ぷら＆ワイン　いわい』。入り口に立つと、上品な趣きと料理人岩井氏のセンスが早くも感じられ、期待が高まります！

ヒルトン日本料理天ぷら料理長の経験もあり、日本料理コンペティションで上位入賞、ワインソムリエ、野菜ソムリエの資格を持つ注目の料理人・岩井氏のお店です。 こちらのお店の天ぷらを食べるために、大阪・姫路方面からわざわざ来られるファンもすでにいるよう。

席に座ると、手元には、錫（すず）の箸置きが置かれていたり、ワインをイメージした豪華な生花が活けられていたり、細部にわたって心遣いが感じられました。
夜のみ営業ということで、 メインメニューは、けやき￥5,800（税・サービス料込）とさくら￥8,000（税・サービス料込）。うに・あわび・ふかひれ等の最高の食材と、厳選された旬の食材を薄衣であげたさくさくの極上天ぷらの数々…。こちらでしか味わえない一品が続きます。特に最後のシメの天茶は是非とも食べていただきたい一品。
目の前で揚げていくカウンタースタイルなので、岩井さんと会話を楽しみながら、一品一品いただくことができます。カウンター以外に４人席も用意されているのも嬉しいところ。飲み物もワインだけではなく、ビール・日本酒・焼酎も用意されています。
ただ単なる食事を超えて、五感で味わう空間…
そんな印象を受けたお店でした。

Menu

けやき　￥5,800

車海老・季節の魚介・季節の野菜の天ぷら10品、
　先付け2品、生野菜サラダ、かき揚げ小天丼or天茶

さくら　￥8,000

車海老・煮アワビ・フカヒレ等天ぷら10品、
　先付け2品、生野菜サラダ、
　かき揚げ小天丼or天茶or穴子天丼orじゃこご飯

※2010年3月～ランチスタート予定だそうです！
　（要お問い合わせを！）

手仕事の和の器に癒される空間

貴兆陶家

思わず立ち止まってしまった和陶器のお店 「貴兆陶家」。
有田焼、波佐見焼、伊万里焼など九州の焼き物を中心とした器が並ぶ店内。時間を忘れてじっくり眺めてしまうほど、魅力にあふれています。
普段使いしたくなるような器から、異彩を放つ素敵な壷まで、30人ぐらいの作家さんの作品がそれぞれの個性を主張しつつ、店内の空間が調和されているのは、どこか温かみを感じる作品ばかりだからなのかもしれません。
昨年、中尾哲彰氏の関西地方では初となる個展が開かれ、大好評だったそうです。
世界が絶賛した中尾さんの代表作「銀河釉」はルーブル美術館に永久展示されていて、指名買いでお店を訪れる人も多いのだとか。朝晩、または照明の当たり具合などでも違う魅力を見せるこの「銀河釉」は、正に煌く銀河を思い起こさせる質感の焼き物です。きらきら輝いていて、手にとってみると本当に吸い込まれそうな錯覚にとらわれました。
その他にも、岡晋吾氏、中村平三氏、北川真一郎氏などの有名作家の作品や、一真窯（白磁の器に手彫り細工を施した作品が魅力）の作品も人気だとか。同じ柄で揃える方、一つずつ違う柄のものをコレクションする方…と、さまざまですが、白に個性的な細工が施された器は、どんなお料理にもマッチしそう。
フードコーディネーターの方も数多く利用されているそうです。
店内に並ぶ器だけでなく、店主ご夫婦の お人柄、器が並ぶ棚…どれをとっても温かみ にあふれ、本当にほっこりとした気分を味わう ことができます。ふらりと訪れてみると、つい つい長居してしまうお店で、いつもの生活に 癒しをプラスできるような器と出会いに訪れて みませんか？