大人の女性のならいごと。vol.4

アロマテラピー・プチ講座！

「アロマテラピーサロン・Sante（サンテ）」は、落ち着いた住宅街の隠れ家のようなサロン。
最近は予約も多く、もはや隠れ家とは言えない人気ぶりです。
オーナーアロマテラピストの田渕さんはたおやかで、包みこむようなオーラのある方。
「大和撫子」と言う言葉を思い出します。エステって施術者の｢気｣を頂く、という部分が
あると思うのですが、この方なら安心して身も心も預けられそう…。

今回はエステではなく、「アロマ・プチ講座」を「Sante（サンテ）」のお客様でもある
読者モデルの河野美紀さんに体験していただきました。河野さんは美容について色々
興味をお持ちで、様々なエステに行くのを趣味とされているとても美しい方です。
アロマもお好きで、「枕元に置いておくと疲れを忘れて幸せな気分になれます」
とのこと。お子さんにもベビーマッサージを習ってしてあげていたそうです。

今回の「アロマ・プチ講座」はアロマについての講義と実際に自分でハンドクリームとバスソルトを作れる、クラフト講座です。
1回3,000円で4回まであり、1回から受講できます。
※詳しくはサンテさんのとことんプランページをご参照ください。

まず、アロマテラピーの「身体と心への働き」と「扱い方の注意点」を伺いました。
アロマテラピーはフランスの科学者が実験中に火傷をした際、近くにあったラベンダーの抽出液に浸したらとても早く治った事から研究が始まったそうで、免疫力アップやウイルス殺菌力もあるそう。
また、精油（エッセンシャルオイル）は天然のオイルにのみ溶け鉱物油には溶けない事とか、 10mlの精油を採るために通常お花が200本、バラだとトラック一杯分必要！その代わり、1滴で様々な効果があり重宝されているナドナド。オイルを選ぶ時には「効能書き」に頼らず、実際に香りを嗅いでみて「心地よい」と思うものがその時身体が必要としている・体質に合っているものなのだそうです。自分でオイルを購入する時にも参考になる興味深い講座でした。

そしていよいよ、「ハンドクリーム作り」です。
「みつろう」とグレープシードオイル・シアバターなどを湯煎にかけて溶かし、粗熱がとれたら、精油を合計10滴入れて混ぜるだけ。
とっても簡単です。
主原料の「みつろう」はミツバチが巣を作る時に出す物なのだそうですが、蜂蜜やローヤルゼリーが身体に特別に良いように、やはり鉱物油とは違ってお肌にもとても良いそうです。

シアバターは最近デパートなどで見かけるヨーロッパの「高級」自然派コスメなどによく入っている物で、保湿力が抜群なのだそう。
実際にハンドクリームを塗ってみると、多めに付けてもすぅ～と浸み込み、3分後にはサラサラ、それでいてしっとりスッベスベ。市販のいつまでもベタベタするハンドクリームとは全く違う、初めての使用感。
続いて「バスソルト作り」。ベースとなるソルトはピンク、紫、黄色の中から好きな2種類を選びます。河野さんはイメージにぴったりなピンクと紫をチョイス。
そのソルトに「リラックス効果のラベンダーとゼラニウム」「ダイエット効果のグレープフルーツとローズマリー」「リフレッシュ効果のジェニパーとレモングラス」の中から好みの精油を選んで入れます。ソルトをビンに入れる時に、こぼしたりしてキャアキャア。
楽しい作業で一気にリラックスモードに。これも部屋に満ちたラベンダーのリラックス効果かも…？
このバスソルトには、お湯を柔らかくして発汗を促すソルトの効果とそれぞれ選んだリラックス・ダイエット・リフレッシュという精油の効果があるとのこと。
（※効果は人によって個人差があります。）

最後にハーブティーを頂き、楽しいお話がはずみます。1時間半のコースでも、皆さん 2時間くらいいらっしゃるとか。これでお値段は1回3,000円。レッスン料というより、材料費だけでは…。オーナーの田渕さんはお客様に喜んで頂きたいと心から思ってるんだなあ…とつくづく感じました。

今回参加頂いた読者モデルの河野さんは、
「簡単に作れて、しかもとってもカワイイかも！添加物もなくお肌にやさしいので、自分で作ってお友達にプレゼントしたい！」と、とびっきりの笑顔で話してくださいました。