新発見!芦屋スタイル~異文化交流編~
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新発見!芦屋スタイル~異文化交流編~
国際文化受託都市に制定されている芦屋市には、現在1,000世帯以上の外国人の方が暮らしています。
今号は、そんな芦屋在住の外国人家族にスポットをあて、実際に異国の文化に触れてきました!
イランの伝統と文化を伝える、Darvish gallery。
ペルシャ絨毯をはじめ様々なイランの伝統工芸品を芦屋から発信しています
イランという国について、詳しく知っている人はどのくらいいる のでしょうか?ニュースや新聞で見聞きするこの国の名は、 隣国イラクと共に、「大変そうだなあ…」なんていうイメージ だけが残り、実際はイランという国がどこにあるかすら知らな いなんて人も結構いるのでは?
イランという国は北はカスピ海、南はペルシャ湾に面した日本 の約4倍の広さを持つ国で、その大半をしめるイラン高原では、 羊の遊牧が行われています。 その羊毛を使用したペルシャ 絨毯は、世界的にも有名です。
イランといえば石油…と思うのは大間違いなのです。
そんなイランを日本の方に知ってもらいたい…日本とイランの 文化交流の架け橋になれば…と、3年前にペルシャ絨毯専門 店としてオープン、昨年10月よりイランの文化が生み出した 芸術品のような作品を扱うお店としてリニューアルしたダルビ ッシュギャラリー。 異国情緒漂うこのお店は芦屋ならではの 土地の雰囲気にもマッチした、品の良さを感じさせる商品が 並ぶギャラリーです。
オーナーであるダルビッシュ氏は、アメリカ留学中に知り合 った日本人の奥様とのご縁で日本という国に興味を持ち、 来日されて23年になります。
ダルビッシュ…という名前に多くの日本人は反応するのでは?
そう、ダルビッシュ氏はプロ野球選手 ダルビッシュ有投手の お父様です。
ギャラリー内には、小さいながらも日本ハムファイターズ& ダルビッシュ有コーナーがあり、家族の絆の強さを感じます。
そもそも、イランという国は、家族の繋がりを非常に大切にし ます。ペルシャ絨毯も家の財産としてだけではなく、家族の 中心・団欒の場として使うのだそうです。
絨毯を中心に家族が集い、今日一日の出来事を話す…家族 との繋がりを重要に考えるイランの人々にとって、絨毯は家 族と共に過ごす日常の中でとても大切なもの。
こういった文化を知って、絨毯を選んでみるのも、楽しいので はないでしょうか?
ギャラリー内には、イランの文化を色濃く反映した伝統工芸品や、 国の卓越技能者「現代の名工」黒木国昭氏の作品など、手作りの 美しい作品が並ぶ中、ギャラリー内に漂うバラの香りに気持ちが和 みます。
ペルシャ(現イラン)が原産と言われるバラは、イランの国花。この バラにちなんで、バラを中心としたプリザーブドフラワー、ローズオ イル、ローズジェルキャンドルなどは、華やかで、女性ならどなた でも心惹かれる商品です。 正直なところ、絨毯はかなり決心して 選ばなければ、思いつきではなかなか買える商品ではありません が、これらの商品は2,000円くらいから取り揃えられ、友人や奥様 へのちょっとしたプレゼントに最適です。 さすが芦屋の人はセンス が違うな…と言わしめる商品群は要チェック!
ダルビッシュギャラリー
芦屋市東山町8-14アシヤマニンガーデン1F
TEL:0797-22-0590