芦屋の子どもたちはみんな素敵な芸術家!第37回芦屋市造形教育展

芦屋の子どもたちはみんな素敵な芸術家!第37回芦屋市造形教育展

2020年2月15日~24日まで芦屋市美術博物館にて芦屋市内の幼稚園、小学校、中学校の子どもたちの作品が展示される「第37回芦屋市造形教育展」が開催中です!観覧料は無料なので、連休中にお出かけがてらぜひ一度足を運んでみてくださいね♪

会場全体を使った躍動感のある展示にビックリ!

館内に足を踏み入れると、そこはまるで遊園地のようなとても楽しそうな空間が広がっていました!会場の使い方はさすがの美術博物館!子どもたちの作品が、本物の絵画や作品展のように整えられながらも、躍動感あふれた展示に。幼稚園児たちが力を合わせて作った大きな作品は廃材がカラフルに色づけられることによって、息を吹き返していました。

幼稚園児たちの元気いっぱいの作品に元気をもらえます♪

大きな作品だけでなく、もちろん個人個人の絵や作品にも力強さやかわいらしさを感じます。この時期の子どもたちの目には野菜や果物や虫、動物たちがこんな風に見えているんだなぁ。こんな風に感じているんだなぁと改めて感心させられました。子どもの色使い、感性って大人がどう頑張ってもマネできませんよね。

小学生の創意工夫された作品たちに成長を感じます

小学生になると色使いがより複雑になり、工作の人間に動きが見られたりとまた大きな成長を感じます。与えられたテーマの中で、ただ自分が描きたい作りたいものだけではなく、どう表現したら見ている人に伝わるのかということをそれぞれが創意工夫をしていました。

さすがの中学生!繊細さと大胆さ、想像力が溢れる

より忠実に、細かく、より表現豊かに、よりおもしろく描いているのがさすがの中学生!様々な表現で描かれた作品の中には大人顔負けのものも!
特に目を引かれたのが、美術科の子どもたちの有田焼と螺鈿と蒔絵の小箱の作品です。有田焼の窯元さんの協力を得て「染付」を、漆工芸の加飾方法である「螺鈿と蒔絵」の技法を使って小箱を制作したそうです。

おわりに

幼稚園児幼稚園児
小学生小学生
中学生中学生

幼稚園児の作品から始まり、小学生、中学生と作品を眺めていると、子どもの成長過程が目に見えて分かるのと同時に、より複雑になる表現方法に改めて子どもたちの可能性の凄さを感じます。
筆者が撮影に行った日も、芦屋の幼稚園児や小学生が列を作って作品を見に来ていました!子どもたちも自分たちの作品がこのように市の美術博物館に立派に飾られているのを見て、どこか誇らしげに、嬉しそうに顔をほころばせていました。
写実、抽象表現からデザイン的な作品まで多数展示されているので、自身のお子さんなど関係なく、本当に一つの芸術作品を見に行くつもりで行かれても十分に楽しめますよ♪

〈ライター 北島志保〉