一斉放水が大迫力!芦屋市消防出初め式に行ってきました!
1月12日(日)に精道小学校で「芦屋市消防出初め式」が執り行われました。寒い中でのイベントでしたが、来場者にはパンフレットとカイロが配布され、子供たちは目を輝かせて一同に会した消防車を見ていました。筆者も家族で参加した芦屋市消防の年一回の大イベント、ご紹介します。
消防車の紹介と部隊入場!
各署の消防車が紹介され、全車サイレンを響かせながら次々に校庭を一周していきます。「あっポンプ車!」「今度はタンク車!」と興奮気味の子どもたち。その中でも一番の歓声が上がったのは、新しい高浜分署に導入された40メートルはしご車でした!中高層建築物の消火活動及び人命の救助活動が可能な非常に頼もしい消防車です。これだけの数の消防車がサイレンを鳴らし走る姿を近くで見れるのはこのイベントならではですね。
次に各分団の入場行進です。芦屋市全消防職員の一斉行進の姿は、キビキビとしていてとてもカッコ良く、見ているだけで身が引き締まる思いになりました。
伊藤市長の式辞と表彰~精道だんじりの囃子演奏から〈第二部演技〉始まりました♪
消防の制服制帽を身に着けた伊藤市長がご挨拶されました。その後は市長、消防長、消防団長がそれぞれ表彰をするのですが、消防職員だけでなくそのご家族、奥様まで表彰されるのがとても印象的でした。日夜芦屋の安全のため働く消防職員を陰で支えるご家族の方々にも改めて感謝する場となりました。
そして第一部の厳格な式典から一転して、つい踊りだしてしまいそうになる賑やかなだんじりの囃子演奏が校庭に響きました。次に行われた男女消防操作訓練では、選ばれた団員の方々が日々の訓練の成果を存分に発揮され、放水までの一連の操作を大きなかけ声と共に行います。
子供たちお楽しみ!チャレンジレスキューに消防士体験♪
「うちの子毎年これを楽しみにしてるねん♪」とお母さんが話されるのはチャレンジレスキュー体験です。安全紐を装着し、ぶら下がりながら綱を渡っていきます。小さなお子さんでも上手い子はスイスイと渡っていきます。人気のブースだけあって大行列ができていました。
また、かわいい消防士たちが消防車の前や救急車の前で記念撮影も♪この中に未来の消防職員になるお子さんがいるかもしれませんね♪
見せ場が続きます!芦屋市少年消防クラブによる模擬演技と一斉放水訓練
「2011年のKids黒帯」でもご紹介した芦屋市少年消防クラブの子供たちによる水消火器の放水演技です。お兄ちゃんお姉ちゃんのかっこいい模擬演技に憧れて、入りたいと希望する子どもたちもいるのではないでしょうか。芦屋市少年消防クラブの募集は4月1日以降、小学2年生から加入可能です。またチェックしてみて下さいね。
そしてこの日一番の見せ場となったのはやはり「一斉放水訓練」です。サッカーゴールに布を貼り付けそこに一斉放水を行います。はしご車は上からの放水!布に当たる音が水圧のすごさをより強調し、大迫力の演技になりました。それは逆に、火事になればこれだけ大変な消火作業を伴うということです。そんな演技の最後に降ろされた垂れ幕「火の用心」は参加者の心に残ったことでしょう。
おわりに
小学生以下の子どもたちには引換券が渡され、うちの子どもはかわいい消火器の消しゴムをGETしていました♪「自分たちのまちは、自分たちで守る」という自主防災の意識を持つことが大切というお話がありました。このような消防のイベントに家族で参加することによって、「防火防災」「自主防災」について家族全員で話し合い、意識づけする機会が持たれるのはとても素敵なことだと思いました。
〈ライター 北島志保〉