全力で走って蹴って笑って…!
ミズノ×よしもと「笑スポ!サッカークリニック」開催!
8月21日(月)ミズノスポーツプラザ潮芦屋にて、ミズノ×よしもと「笑スポ!サッカークリニック」が開催されました。ミズノとよしもとがタッグを組み、”スポーツ×笑い”で普及活動を行っていくというこちらのイベント。今回は、現在FC大阪所属の近藤岳登選手が講師を務め、また、特別ゲストには昨年度M1ファイナリストのアキナが参加!笑いあふれる中でサッカーを全力で楽しんだ、元気いっぱいの子どもたちを取材しました。
笑いあり、真剣なお話しもありのトークショーからスタート!
今回参加したのは、小学1年生~6年生のこどもたち!お父さんお母さんも見守る中、近藤選手はアキナのお二人(秋山さん・山名さん)に挟まれて登場。「アキナの近藤です~」と、早速会場が笑いに包まれながらトークショーが始まりました。
始めに、山名さんから「一番好きなサッカー選手は?」と聞かれ、子どもたちは恥ずかしがっているのか、口々に「いないー!」と声を揃え…。「近藤選手!」という返事を待つも、その声がもらえず「もういいーー!」と落ち込む近藤選手に笑いを取るアキナさん。
話は移り、様々な話題に。
10才からサッカーを始め、そのきっかけは「女の子にモテたいから」と笑いを取りながら話しつつも、サッカーをやり始めるとすぐに夢中になり、いつも点を取る役で活躍していたと話す近藤選手。「プロサッカー選手になりたい人!」という子どもたちへの呼びかけに何人もが元気よく挙手!サッカーを始めた時からプロになるものだと思ってやっていたという近藤選手は、今やるべきことはまず「自分を好きになること。そうすれば色んなことを頑張っていけるから。」と熱く子どもたちに語りました。
また、プロ入団初日に自分の名前を誰にも呼んでもらえなかったという苦いエピソードや、それでも入団した時からメンバーになれると思い、やる気満々・全力でやっていたというお話しも。
「何か質問がある人!」という呼びかけで出た一つ目は、「毎日の食事はどうしているのか?」。近藤選手は「基本こだわっていない」と即答し笑いを取りつつも、串カツ・唐揚げなどはほとんど食べず、マーガリンは避けた方が良いとアドバイス。また。20:00以降は基本食べ物は口にしない、と食べる時間帯には気を付けているとのこと。また2つ目には「一番良い時の年収は?」とちょっぴり現実的な質問も。そのお金の話から、近藤選手は子どもたちに「今きみたちが好きでやっているサッカー…スパイク・ソックス、水筒…誰が買ってくれてる?お父さんお母さんだよね。みんなの夢にお金を使ってくれているんだよ。そういうことを忘れず、ものは大切にしてね!」と。プロになって感謝の気持ちを恩返ししてほしいという言葉に、真剣に子どもたちは耳を傾けていました。
いよいよ元気良く外のサッカーグラウンドへ!
青空の下、いよいよ待ちに待ったサッカーグラウンドへ移動!室内ではちょっぴり大人しかった子どもたちも、外に出ると顔の表情はキラキラと一変。
王様を1人決め、手を繋いで輪になり、輪の外にいる鬼に王様がタッチされないようにぐるぐる回って守るというもの。回るのに必死で手を離してしまったり、転んだり…「ちゃんとやってよ~」と近藤選手が声を出し、みんなで大笑い!ウォーミングアップと言えども、こちらの見てる方も息切れしそうになるほどの大盛り上がりでした。
ドリブル練習ではまずはお手本!とアキナのお二人。秋山さんの華麗なドリブルがお見事でした!「〇人!」と言われた人数同士がその都度ボールを取り合ってゴールを目指すというもの。女の子対男の子で熱い激闘を繰り返す場面も。近藤選手も本気で子どもたちからボールを奪い、それに食らいついていく子どもたちの姿が印象的でした。
いよいよ試合開始!ロングシュートで一発ゴールを決める子や、顔面にボールを受けても、大丈夫!とそのまま頑張り続けた強い子も。アキナさんや近藤選手も参加し、ボールを奪い奪われ、近藤選手にレッドカードが出されるほどの熱い雰囲気に。近藤選手は「気持ちで負けるな!!」と声を張り、子どもたちは常に声を出しながら力強い蹴りを見せていました。
時間はあっという間にクライマックスへ。最後は大人チーム対子どもチームで試合を行いました。大人チームが行うパスに真剣に向かっていく子どもたち。勢いよくシュートをする場面も。子どもチームのゴールキーパーを務めていた山名さんが、大人チームの強いシュートを受け止めた瞬間には拍手も!結果は大人チームの勝利でしたが、子どもチームも得点をあげ、メンバー全員が本気でプレーをし、炎天下の中でもその暑さが飛んでいきそうな、見ている方もすがすがしい気持ちになる素晴らしい試合でした。
最後に子どもたちへのメッセージ
終了後、全員で記念撮影。汗びっしょりの中、子どもたちはやり切ったような気持ちの良い笑顔。秋山さんは「僕たちの方が良い思い出になりました」と挨拶。近藤選手は「一日本当にありがとう!サッカーこれからも続けてね!」とシンプルな一言の中にも気持ちの込もった言葉を子どもたちに送り、サッカークリニックは終了しました。その後も近藤選手にサインをもらったり写真を撮ってもらったり。
クリニック終了後、近藤選手に私たち取材組が突撃インタビュー!「サッカーを通してこういうことができるのっていいですよね。何よりも子どもたちの表情が変わる。子どもたちから今日はパワーを沢山もらいました。」と笑顔で話して下さいました。サッカークリニックは約2時間という短い時間でしたが、一緒にプレーをする仲間との壁が一瞬で無くなり、全力で走って蹴って笑って…そんな姿を見て、改めてスポーツの力のすごさを感じました。サッカーに限らず様々な大切なことを教えて貰えた時間になりました。このような活動を通して、今後もより多くの子どもたちが同じような思いを感じていってほしいですね。
ミズノスポーツプラザ潮芦屋
- 兵庫県芦屋市涼風町5-1 (GoogleMap)
- 0797-25-1192
- 平日10:30~23:00
土日祝9:30~23:00 - 年中無休
<ライター 坂本美紗子>