もっと魚を食べよう!芦屋のお魚屋さんが提案&サポート!
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もっと魚を食べよう!芦屋のお魚屋さんが提案&サポート!

子どもたちの魚離れが進んでいると言われます。
そして、魚の調理は苦手…というママたちも多いようです。
でも、身体に良く、美味しい魚の味をあまり知らないなんて、
もったいないですね。
今回は、もっと食卓に魚料理が並ぶようにと、
様々な形で発信し続ける芦屋のお魚屋さん
『魚利(うおとし)』を訪れました。

脳と体にいい魚料理をもっと食べよう!

 阪急芦屋川北側すぐのサンモール商店街にある『魚利(うおとし)』。創業33年になる町のお魚屋さんです。2代目大将となる大橋進さんは、小さい頃から魚が大好きで、「将来は父ちゃんの後をついで魚屋になる!」と決めていたそうですよ。
 近年、食の欧米化とともに魚離れが進み、魚の消費が減っていると言われます。実際に、西宮のある保育園児のお弁当を大橋さんがリサーチしたところ、魚のおかずを入れたお弁当は皆無だった・・・とは驚き。魚に含まれる“DHA”や“EPA”などの魚油は、いわゆる良い油。血液をサラサラにし、生活習慣病の予防・防止に役立ちます。また、脳細胞を活性化する“DHA”は、幼少時から意識して摂っておきたい栄養です。その他にも、タウリン、カルシウム、タンパク質、ビタミン類など、たくさんの栄養素を含んでいて、脳にも体にも良い事ばかり。日常的にお家でも魚料理の出番を増やしたいですね。

面倒な部分は魚屋さんにお任せ!気軽に魚料理!

 『魚利』の店先のショーケースに並ぶ新鮮な魚たち。出来る限り天然物にこだわり、鮮度の高い魚を神戸の卸売市場で毎朝仕入れ。丸々1匹の迫力ある魚の姿、スーパーではあまり見かけませんよね。魚の調理が苦手なママはここでギブアップ!?いえ、大丈夫です。魚コンシェルジュの大橋さんにお任せあれ。「これ、どんな味?」「どうして食べたら美味しいの?」と、コミュニケーションから始めましょう。1切れ・・・とか、離乳食用に少量とかの切り分けもOK。
 さばき方が分からない、切るのが面倒、ゴミ処理がイヤ・・・そんなママにいちばん有難いのが、お好みの料理に調理したり、下準備まで用意してくれること!有名ホテルで和食を学んだ大橋さんならではのサービスです。例えば、魚代金+2切れまで50円、3~4切れ100円、5切れ以上150円で煮物・焼物・揚げ物に料理。パン粉をつけるところまでしてもらうことも出来るので、後はお家で揚げるだけで楽ちん。注文してから準備してくれて、地域によっては配達も可能。

 さらに、もっとお手軽なのが、鮮魚を使った惣菜。人気メニューは、“ととバーグ”(350円)。サーモンに玉ねぎ・卵・こんにゃくを混ぜてカレー風味にしたものを蒸してあるので、そのままでも食べられます。ひと手間加えて、フライにしたり、照り焼きにしたりと、お弁当のおかずにも重宝。卵抜きのアレルギー対応も可能です。また、芦屋の新名物となりそうなのが“天然鯛めしの素”(1,080円)。炊飯器に入れるだけで、鯛の旨味とコラーゲンたっぷりの鯛めしが出来上がりますよ。毎月10日は「おととの日」として、普段は店頭に並ばない限定メニューを販売(月によっては販売なし)。何が登場するかはお楽しみに。

地域とのコラボ活動、元気にやってます!

 もっと魚に興味を持って、美味しく食べて貰うために、子ども向けにいろいろ活動をされている大橋さん。近所の一時保育所「このはのおうち」に昼食を提供しています。焼物でも、それぞれに一番柔らかく美味しい真ん中の部分が当たるように、ちょっと贅沢に魚を使っているそうです。時には、一緒にさばいたアジが食事にでることも。貴重な経験となり、食への興味へと繋がるでしょう。
 また、山手小学校の社会科見学を受け入れたり、甲南女子高校の生徒たちが考案したお弁当を作って芦屋バルで販売したり、と地元の子どもたちとの交流も積極的に行っています。春のお花見弁当、秋の行楽弁当もひそかなファンが多いとか。コラボ企画で商店街の他店のメニューを1品入れたり、小学校の運動会に配達したりと、アイデアの面白さとフットワークの軽さは小さい店舗ならではかもしれません。もっともっと魚を身近なものに・・・という大将の心意気をしっかり感じた取材となりました。まずは、お子さま連れで店先に行ってみませんか!

お魚を調理している時は少し強面に見えますが、実はとっても優しい魚屋のおっちゃん大橋さん。
「なんでも聞いて下さい」とニッコリ!

  • 魚利
  • 魚利 フェイスブック

鮮魚魚利

  • 兵庫県芦屋市西山町3-10 (GoogleMap)
  • 0797-31-8215
  • 8:00~19:00
  • 日・祝 休み
  • なし

〈ライター 長谷川幸子〉