芦屋で大規模防災訓練実施!もし、南海トラフ地震が起こったら…
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芦屋で大規模防災訓練実施!もし、南海トラフ地震が起こったら…

9月は防災月間です。親子で防災について話し合いましょう。
阪神・淡路大震災から20年の節目、潮芦屋フリーゾーン・ライフガーデン潮芦屋で
南海トラフ地震を想定した大規模な合同防災訓練が行われました。(約80機関が参加)
訓練の様子や実際に体験してきたことをレポートします。

訓練想定

8月31日 午前10時、南海トラフを震源とするマグニチュード9.1の地震が発生。
芦屋市で震度6弱を観測。
市街地では交通事故、家屋倒壊、火災発生。
沿岸部では津波が押し寄せ、阪神間全域にきわめて甚大な被害が発生している。

シェイクアウト訓練

自身が発生したらまずはこれ!
安全確保行動1.2.3

  1. まず低く!
  2. 頭を守り!
  3. 動かない!

訓練開始のサイレンとともに参加者全員で実践しました。いざという時に慌てず、すばやく行動がとれるように日頃から練習しておきたいですね。家だったら?公園だったら?どこで起こっても身を守れるように、色んな場面を想定してみましょう。

実働型訓練

臨場感あふれる大規模な訓練

メイン会場の潮芦屋フリーゾーンで行われた大規模な訓練では自衛隊・消防・警察といった様々な機関の連携により迅速で的確な臨場感あふれる避難誘導と救出作業を見ることができました!
こうやって助かった命がたくさんあることを思うと改めて救出活動のすごさを感じます

体験型訓練

避難所開設や地震の揺れを実際に体験

事前に参加申し込みをした市民の方々が実際に体験します。避難所開設や炊き出しのカレーを頂く炊き出し訓練、消火器を使った消火訓練など。初期の対応や支援も実際に体験して分かること、たくさんありそうです。
消火器がどこにあって、どうやって使うか知っていますか?万が一のとき、こういった体験は必ず活きてきます。特に参加型の訓練へは積極的に参加しておきたいですね。

知っておきたい支援や設備

災害発生後の支援や設備もどんどん進化しています。マンホールトイレの仕組みや使い方を見たり、段ボールベッドでは実際に乗って寝転がることが出来ました。思ったよりも安定感があり畳の上で寝る感覚です。 支援についても少し知っておくだけで被災した時の不安やストレスの軽減につながるのではないかと思います。 他にも、災害時伝言ダイヤル「171」の利用方法なども紹介してありました。連絡手段についても大切なことなので家族でしっかり確認しておきましょう。

地震のこわさを体感

サブ会場のライフガーデン潮芦屋では私も4才の子供と一緒に地震体験車で南海トラフ地震を想定した揺れを体験しました。テレビなどで見ただけでは想像しきれない揺れです。しゃがんでいても体が飛んでいきそうで、本当に「怖い」の一言。
子供も自衛隊や消防の訓練を「かっこいい」と言ってショーでも見ているような感じでしたが、この体験後は「じしん、こわい。」と言い、震災の様子が展示してあるパネルを見ながら「これは、なに?」と積極的に聞いていました。子供ながらに地震の恐ろしさを感じたようです。
実際に体で災害の怖さを感るということは「備えなければいけない」という意識につながり、とてもいい体験でした。

展示ブース

手に取ることでわかる様々な展示

防災グッズや非常食も今では色々なものがあるんですね!でも、実際に避難するときにはたくさん持つことはできません。
持てる最小限の量にまとめておくのが大前提。それぞれのライフスタイルに合わせて本当に必要なものだけを準備しましょう。たとえば、小さなお子様がいるならミルクやオムツは必須だし、アレルギーがあるならアレルギー対応食の準備も忘れずに。
他にも、災害発生の仕組みを模型で見ることができました。簡単な装置で再現してあり、小さな子供にも簡単に理解できる仕組みになっていました。
災害はいつどこで起こるかわからないし、どこでも起こる可能性があります。「ここは大丈夫!」なんて思ってたら大変。身近な場所ではどんな災害の可能性があるのか想像してみてください。

親子で再確認

色んなシーンを想定して、避難経路や避難先など親子で話し合ってみましょう。どんなシーンで災害にあっても、すぐに身を守れるように。今のライフスタイルに合ったものか今一度、確認してみてください。子供の成長に合った防災グッズの準備、非常食の賞味期限の確認も忘れずにしておきましょう。
自分と家族の命を守るために『備える』こと、とても大切です。