人気!最新サイエンス系教室!
ロボット作りの楽しさが未来のチカラに!
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人気!最新サイエンス系教室!
ロボット作りの楽しさが未来のチカラに!

子どもたちの理科離れが叫ばれていますが、
一方でサイエンス系の習い事が人気です。
実験教室やブロック教室…そして今、注目が集まっているのが「ロボット教室」。
子どもたちが夢中になる授業の様子と特長などを取材してきました。

ロボット製作で身に付く空間認識力

 「ヒューマンアカデミー キッズサイエンス ロボット教室」にやって来たのは、小学2~6年の男子たち。机に座るなり、教室のオリジナルバッグから、いろんなパーツが入ったケースやテキストを取り出し、早速に手が動き始めました。この教室では、ブロックとモーターを使って色んな形や動きのロボットを毎月1体製作。スタートの最初の1ヶ月で、ロボット製作の基礎として、パーツの使い方に慣れ、ギアやモーターの働きを学ぶので、2ヶ月目からはテキストを見ながら作ることが出来るそうです。
 講師は理数系現役大学生さん。子どもたちはテキストを読み取り、図面をよく見て、パーツを選びながら作るので、観察力や注意力が必要です。講師は手を出さず、困った時だけ声掛けしているとか。平面から立体を作り上げる過程で想像力が育ち、同時に図解理解に必要な空間認識力を身につけることが出来るそうです。これはドリルではなかなか学べない力。スポーツや芸術、建築などの分野で発揮できる力なので、将来に役立つ可能性大ですね。

  • 1.席に着くともう製作に夢中!
  • 2.今月政策のベーシックコースとミドルコースのロボット
  • 3.パーツ類やテキスト、完成品も収まるバッグ
  • 4.テキストを見ながら正確に作っていきます

知らず知らずに理科好きに!

 それにしても、90分間黙々と取り組む子どもたち。私語はほとんどありません。モノづくりやモノを動かすことに興味を持っている子どもには、ロボット製作はとても楽しいことだから集中していられるんですね。自分で作り上げたロボットが動く瞬間、きっと嬉しい感動が!うまく動かなかった時にも試行錯誤の学びが経験できます。そして、完成したロボットをそれぞれにカスタマイズしていくのがユニークな部分。もっと速く走らせるには?もっと違う動きをさせるには?など、改造することで、動力の仕組み、てこや摩擦など理工学系の知識を知らず知らずに学ぶことが出来ます。
 だんだんとレベルアップすれば、光センサーや音センサーを搭載した自立ロボット製作やプログラミングを学ぶコースもあり。次世代に非常に重要であると言われているロボット工学。その担い手となる子どもたちの可能性もまた広がっていくことを感じました。

  • 5.すごい集中力です
  • 6.パーツを探す音が響く教室
  • 7.ロボットが動いた!
  • 8.足を短くカスタマイズ
  • 9.最後にロボットを3方向から方眼紙に描くことも大切
  • 10.あいさつをして終了

ロボットクリエイター高橋智隆氏がアドバイザー!

教材ロボットの設計者は、東京大学最先端科学技術研究センター特任准教授で、世界初の会話する宇宙飛行士ロボット「KIROBO(キロボ)」の開発者、高橋智隆氏。子どもが使いやすい大きさを求めてパーツ1個1個までオリジナル製作。

ヒューマンアカデミーキッズサイエンス ロボット教室

  • 兵庫県芦屋市船戸町4-1-410
    ラポルテ4F
  • 0120-982-753
  • 10:00~18:00

〈ライター 長谷川幸子〉