バレエ・音楽・囲碁…芦屋キッズの才能を育てる
『芦屋芸術村』のこども芸術教室
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バレエ・音楽・囲碁…芦屋キッズの才能を育てる
『芦屋芸術村』のこども芸術教室
今年で設立から12年を迎えるNPO法人『芦屋芸術村』。芸術を愛し、芸術を創り出し、芸術を心から楽しみたい方が賛同し、芦屋を中心にさまざまなイベントや活動を展開しています。毎年、芦屋市民会館大ホール(ルナ・ホール)で開催される発表イベント「芦屋芸術祭」も、そのひとつ。子ども芸術教室で、一流の指導者からレッスンを受けた子どもたちが、このステージで素晴らしい演奏やバレエを披露しています。今回は、『芦屋芸術村』のクラシックバレエ教室を中心に取材しました。
クラッシックバレエ教室
高い天井のフロアの片隅に、140年余前のスタインウェイのグランドピアノが置かれた大桝町のセシリアホール2F。お揃いのレオタード&手作りのチュチュに身を包み、5歳のプライマリークラスのレッスンが始まります。指導に当たるのは、芦屋バレエアカデミー主宰の新谷佳冬(しんたにかふゆ)先生。17歳で英国ロイヤルバレエ学校に留学し、同校の教師コースを卒業、英国王立舞踊アカデミー(R.A.D)登録講師の新谷先生。英国式メソッドを取り入れ、解剖学・心理学など科学的な裏付けのもと、成長期の子どもに適したレッスンを行っているそうです。この就学前のクラスでは、バレエの型よりも、表現能力を育てることを重要視。
音楽的要素を体で表現し、踊ることで心を開放し、自分の世界を育てることを目指しているという新谷先生。例えば、“くしゃみ”や“風船”を体で表現したり、お馬さんになったり、お弁当を作って遠足に行く動きを創作したり。
小学校に上がるまでに、自由に表現できる力の芽を育てることが大切だとか。みんなのびのびと楽しそう!
バレエと言えば、バーレッスンと思っていたのですが、プライマリークラスではバーレッスンが一切無いのに、ちょっとびっくり!これは、バーに頼らず自身の中心軸を見つけて立つことを学ぶためとのこと。小学生クラスでも、足の骨が硬化する年代 (11~12歳頃)まで、トウシューズを履くこともないそうです。年代によって、本当に必要なこと、してはいけないことがあるなんて知らなかった!先生の資格を持たないバレエの先生が多いという日本の現状の中で、確たるポリシーと知識に則ったレッスンスタイルを貫いておられるんですね。
また、「芦屋っ子はキリキリした競争心があまり無く、楽しいことが一番の成長につながる」と、ご自身も芦屋っ子の新谷先生。
「すべての子どもが主役」という考えで、個性を伸ばして下さるのが嬉しいですね。また、英国から派遣されるバレエ検定試験を受けることができるのも特徴。これは、子どもにとっては大きな自信につながり、世界へ羽ばたく夢も広がりそうですね。
★受講料/週1回月額6,000円~
時に奏でられるスタインウェイの豊かな音色。
「子どもたちのとってこの音こそがピアノの音なんです」と新谷先生。
生音でのレッスンは最高の贅沢!
習熟度別クラスで、丁寧に動きや型を指導される小学生たち。
レッスン終了時に、英国式に「Thank you」と先生やピアニストと握手を交わす姿が可愛い!
こども囲碁教室
地域のボランティア講師の下、年長~小3(4年生以上は応相談)が講師や仲間と対局。囲碁を通して、礼儀、思考力、集中力、忍耐力、想像力、思いやりが身につくそうです。
まったく囲碁を知らなくても、一から教えて貰えます。
★受講料/月謝1,000円
ヴァイオリン教室&ピアノ教室
完全個人レッスン方式。ヴァイオリンは、トッププレーヤーによる感性豊かなレッスンを展開。ピアノは、5歳~大人まで対応。個性に合わせた指導で、ピアノの基本、聴音、楽典など基礎を大事にレッスンされています。
★ヴァイオリン受講料/1回30分3,600円~
★ピアノ受講料/月額7,000円~
いずれも一流の講師陣にも関わらず、受講料は低価格。
それは、子どもたちが質の高い芸術と触れ合えるように…
という『芦屋芸術村』の趣旨に、プロの芸術家たちが賛同したから実現できたもの。
レベルの高いレッスンで、子どもの感性を豊かに育てましょう!
※詳しい練習時間、受講料などは
NPO法人『芦屋芸術村』へ直接お問い合わせ下さい。
芦屋芸術村
- 兵庫県芦屋市大桝町4-15 (GoogleMap)
- 0797-35-5889
(ライター 長谷川幸子)