ふわふわの手触りに夢中!
芦屋 山の手の子どもパン教室『スタジオ パ・バローン』
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ふわふわの手触りに夢中!
芦屋 山の手の子どもパン教室『スタジオ パ・バローン』

山の手からこぼれる子どもたちの笑顔…

芦屋山の手の閑静な住宅街、ローズマリーのグリーンと白い壁が印象的な一軒のお家。川津真理さんが先生を務めるパン教室『スタジオ パ・バローン』です。
スタジオは2003年にオープンし、現在たくさんの子ども達がパン教室に通っていて、山の手の子ども達・ママ達に人気の習いごとのひとつです。また、食品添加物を一切使用していない安全な食材・国産小麦の使用、パン教室後のランチもすべて手作りということも人気の一因のようです。
今日は、キュートでしっかりものの幼稚園の年長さん4人組の女の子達のレッスンにお邪魔しました。

今日のメニューは「黒糖さつまいもパン」

今日のパンは「黒糖さつまいもパン」。まずは、生地をこねて、次にバターを練りこみます。生地が均一に混ざるまで少しベタベタして取り扱いが難しいですが、子ども達は慣れたもの。生地で遊ぶことなく、手早くまとめていきます。
「この子たちは、慣れていますね。次に何をするか分かっているんです」と川津先生。
パンの発酵の時間には、パンが出来上がったときに一緒に食べるキャロットスープ、サーモンのパピヨットを作っていました。なかなか難しい人参の千切りも、上手に切れます。

「パン作りを通して夢と自立心をすくすくと」

次に、一次発酵の終わったパンをフィンガーテスト。
「ドライイーストさんがお仕事したかみるんだよ~」と子どもたちの解説付きです。その後、パンをまるめる子ども達。「次はね、ここに並べて、おやすみーってするんだよ」とまたまた教えてくれました。パン作りの工程をしっかりと覚えているよう。
川津先生は、
「スタジオ パ・バローンでは、子どもたちだけで『最初から最後までまるごと』自分の五感を使って体験し、食についての知識・経験を身につけていきます。友だちと一緒にパンを楽しくこねながら、食と向き合い食について考えます。自ら作り・食べることにより、子供たちの自立心を育てます。上手にパンを焼くことが目的ではありません。パンがふわふわとふくらむように、子供たちの夢と自立心がすくすくと育ち、自分はすばらしいと思える子どもになってくれたら・・・それが私の願いです」
と話してくれました。
子ども達が人参を切るときに、
「人参は土の中でできるのかな?」
「つちのなかー」
「他に土の中でできる野菜知ってるかな?」
「しってるー、さつまいも。それから、玉ねぎにじゃがいもー」
「じゃ、土の中でできる野菜じゃない野菜は?」
「はーい、とまとでしょ、ぴーまんでしょ、あと…」
と子ども達は自分達が口にする食べ物について楽しく学び、食育ということを体感していました。

最後の試食の時には、とっても笑顔で自分達の作ったパンを食べていました。そして、なんと取材中の私とカメラマンにも「子ども達から…」と焼きたてのパンをいただきました!しっとりふわふわの生地に四角いコロコロのさつまいもが入った黒糖さつまいもパン。ほとんどの工程を子ども達で作ったのにお世辞抜きでとっても美味しかったですよ☆ 帰りは、ママ達へのお土産のパンを大切に持ってさようならしていました。

芦屋山の手のパン教室『スタジオ パ・バローン』。
今日も子ども達の楽しそうな笑い声が聞こえてきます。

パン教室スタジオ パ・バローン

  • 兵庫県芦屋市朝日ヶ丘町20-8 (GoogleMap)
  • 0797-38-1047