芦屋の大人スイーツ♪焼き菓子の新店をご紹介!

芦屋の大人スイーツ♪焼き菓子の新店をご紹介!

甘いだけじゃない、コーヒーやお茶、お酒にも合う焼き菓子が並ぶ、大人にこそおすすめしたいお店。オープンしたばかりのそんな2店舗をご紹介します。

焼き菓子とワインのお店 KILIG(キリグ)

KILIG(キリグ)は阪急芦屋川駅からもほど近い月若町に、9月にオープンしたばかり。オーナーは朝日ヶ丘町にあるワインショップ「ラ・グリュー」のワインインポーターで、主にイタリアやフランスの、ナチュラルワイン・オーガニックワインの販売と卸をされています。ワインショップにはワインが好きな人しか来店しませんが、焼き菓子のお店ならたくさんの方に手に取ってもらいやすい、とこちらをオープンされたそう。

キリグのコルク(Kork)

オーナーのセンスが光るインテリアの中には、かわいいお菓子が並んでいます。
こちらがワインにもコーヒーにもお茶にも合う焼き菓子を、と完成した「Kork(コルク)」です。ワインのコルク栓をイメージしていて、よくカヌレだと思われるそうですが、クッキーなんですよ。どれもザクザクの食感の中に、それぞれこだわりのフレーバーを感じられます。
写真の秋のフレーバーは、もう終わってしまったのですが、その中で白ワインと合わせて美味しかったのは「marron(マロン)」。まるでお酒の入ったケーキを食べているみたい♪ポルチーニなどのきのこを使った「fungi(フンギ)」は、きのこの風味クッキーと上に乗ったパリパリのドライポテトが合わさると、お口の中でお食事系のキッシュやタルトに化けたみたいに!スペインのうまみの強い岩塩を使っているプレーンは、食べながらこんなワインと合いそう、と考えながら味わっていました。
今、フレーバーは冬バージョンになっているので、こちらもはやく食べてみたい!

ラベルが可愛いワイン

ずらっと並ぶワインは、ラベルが個性的だったり可愛いものがたくさん。ワインに詳しくなくても思わず手にとってしまいそう。ジャケ買いされる方も多いのだそう。

迷ったら、おすすめのキリグのコルクのカードのついたものを選ぶといいですね。
ノンアルコールのものもあるので、お酒が飲めない方にも見てほしいラインナップです。

持ち歩きで食べたくなるフィナンシェ

撮影中にフィナンシェがちょうど焼き上がり、いい香り♪外側はサクっと、中はし~っとり。持ちやすいスティック型なので、春に芦屋川で桜を眺めながら食べるのも良さそうです。
これからはキッシュなどのデリも扱いたいそうなので、今後が楽しみです。

ハーブとスパイスの焼き菓子 nogihen 禾(のぎへん)

nogihen 禾(のぎへん)は、毎週金曜と土曜のみオープンしているハーブとスパイスの焼き菓子のお店です。呉川町のRiosの並びに8月末にオープンしたばかり。西側の奥にある階段を上がり、ドアを開けて入るとテーブル可愛い焼き菓子が並んでいます。

ハーブやスパイスを使ったクッキーなどの焼き菓子はすべてオーナーの杉田奈穂(なほ)さんの手作り。お店の名前「のぎへん」は「のぎへん」が穂を実らせた穀物を表した字で、お名前に字にのぎへんの「穂」の字があることや、ご自身が小麦好きなことなどからの命名なんだそうです。
フードコーディネーターだった杉田さんは、スパイスやハーブの味や香りが好きでお料理によく使われていたそうなんですが、風味を生かし甘さを抑えることで、コーヒーや紅茶だけでなくお酒にも合う、お菓子の可能性に気づき作り始めたのだそう。

甘さ控えめ、ワインと合わせたいクッキー

どのお菓子もおすすめなんですが、大人におすすめしたいのがクッキーです。「山椒ココアクッキー」は山椒とチョコって合うんだ!と感動しましたし、「ゴルゴンゾーラとキャラメルナッツクッキー」は、まるでざくっとした食感のチーズを食べているみたいな気分になりました。どれもしっかりスパイスやハーブの味が効いていて、お酒、特にワインと合わせると本当にぴったりなんです。

クッキーは贈答用の箱に詰め合わせることもできます。

自然な甘みが美味しいスコーンやケーキ

スペルト小麦を使ったスコーンは甘みが美味しくて、ジャムやクリームがいらない!と思うほどでした。スペルト小麦は小麦の原種の古代小麦で、グルテンの含有量が少なくアレルギーを発症しにくいことなどから今注目されているんだそうです。

毎週使っている野菜やフルーツが違うケーキもおすすめです。
この日の「洋梨とカルダモンクランブルのトレイベイク」は中の生地はしっとり、外はほろほろと崩れるクランブルの食感や香りが良くて、スパイスが洋梨を生かしています。
同じフルーツを使っていても、スパイスや生地が違ったりするので、毎週買いにいきたくなりますよ。

こだわりのスパイスやハーブを使ったお菓子は、甘いお菓子が苦手な方にも本当におすすめできます。公式インスタで販売予定のケーキをチェックしてからお店に行ってみるのもいいですね。いずれはイートインも考えられているということで、奥の優しい空間が使われる日が楽しみです。

今年のクリスマスにはワインやシャンパンと一緒にテーブルをおしゃれに演出して、こんな焼き菓子をいただいてみるのはいかがでしょうか。
どちらのお店もYouTube「芦屋LIFEニュース」でもご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。

<ライター 杉本せつこ>

KILIG (キリグ)

  • 芦屋市月若町8-13
    芦屋川商工ビル1F (GoogleMap)
  • 12:00-17:00
  • 火・水曜日
  • 駐車場有2台(店舗前・横)

nogihen 禾(のぎへん)

  • 芦屋市呉川町12-16 (GoogleMap)
  • 金,土曜日11〜16時半(喫茶12〜16時LO)