未来を担う力を育む注目の習い事!ロボットプログラミング

未来を担う力を育む注目の習い事!ロボットプログラミング

2020年に小学校でのプログラミング教育必修化が決まり、子ども向けのプログラミング教室などが、全国規模で増えてきています。今や、人気の習い事として赤丸急上昇!今回は、夙川にある『プログラボ』で、何を学べてどんなことが身につくのか伺ってきました。

何回失敗してもいい!正解はひとつでない!

子どものためのロボットプログラミング教室『ProgLab(プログラボ)』は、阪神電車と読売テレビの共同出資により誕生。1号教室は2016年4月に開設、1年前に阪急夙川駅すぐ近くに移転。現在、市内外のKIDS約170人が通っています。ロボット教育の権威であり、追手門学院大手前中高等学校の福田哲也教頭先生の監修のもと、子どもたちが楽しみながら学べるロボットプログラミング教育を軸に事業展開しています。

プログラミングとは、コンピューターに「こうやってほしい」という命令を伝えること。その教室と聞くと、「難しくないの?」とか「うちの子についていけるかしら?」と思ってしまいませんか?夙川校の室長・若田智之さんに伺うと、「プログラミングをしっかり覚えるというよりも、ロボットという“ものづくり”を通して、工夫して考えて作る、失敗を克服して作り上げていく…その過程を大切にしています」とのこと。例えば、ペットトイを買うことは簡単ですが、もしも自分の手で自分が思うように作れたら…!きっと何倍もの発見や喜び、面白さに出会えるに違いありませんね。
授業では、一人一人の子どもらの想像力や創意工夫により、同じロボット教材でも違うものが完成していいそうです。正解はひとつでない!これはなかなか他の習い事ではない魅力ではないでしょうか。講師は、子どもたちの気持ちや個性に合わせて自由に作っていくプロセスを見守りながらサポートすることを心がけているそうです。一直線に完成とはいかず、いろいろなやり方があり、失敗は当たり前のロボットプログラミング。失敗を恐れず試行錯誤を重ねる間に、筋道を立てて考える力、物事を深く考える力、最後までやり抜く力が育っていきます。
また、身の回りのものをテーマにしたオリジナルテキストを基に、様々な仕掛けや機構をもったロボットを制作することを通して、世の中にあるものの「仕組み」にも興味がわいてくるとのこと。例えば、「なぜ自動ドアは開くのだろう?」とか「車の自動運転はどういう仕組みなのだろう?」などなど。こうした好奇心や探究心が芽生えることで、やがて「こんなものがあったら便利だな」とか「これ、作れるかも」といった夢が広がります。プログラミングの思考力やスキルがあるからこそ、夢が広がり、その夢を形にしていけるんですね。

プログラミングで未来に繋がる力を養おう!

タブレットを使った独自カリキュラムタブレットを使った独自カリキュラム
組み立て中組み立て中

『プログラボ』では、子どもたちが無理なく取り組めるように考慮されています。教材として、世界標準のロボット教材「教育版レゴ®マインドストーム®EV3」を使用。授業では一人1台のロボットを使って基礎を身につけます。このロボット教材の他、パソコン、タブレット等もプログラボで用意。また、プログラミング言語は、ぱっと見て分かりやすい「ビジュアルプログラミング言語」でタブレット端末やパソコンを使ってプログラミングするので、お子さまでも入力操作が負担にならず、考えることに集中できます。カリキュラムやテキストはオリジナルなので、必要性に応じて流動的に内容を変更できるのも強み。入会金や教材費はなく、持ち帰りの宿題もありません。
また、WRO(World Robot Olympiad)などの国際的なロボット大会にも参加。大会では、2~3人で協力して1台のロボットを作り上げるので、コミュニケーション能力が養われるそうです。

競技コースを走るロボット競技コースを走るロボット
歩行ロボット歩行ロボット

夙川教室の雰囲気を若田室長に聞いてみると、「とても賑やかでいつもワイワイと楽しそうです。なかなか帰りたがらない子もいるくらい。見学に来られた方は、子どもたちのイキイキした様子に驚かれますね」とのことで、シーンと静かな教室をイメージしていましたが、どうやら違うようです。ここは、塾でも、学校でもない。部活動に近い感じでしょうか。自分の世界を自由に表現できる場なので、自分らしく在る居場所を見つけることができるようです。対象年齢は年長さんから。少しでも早くからプログラミングを学ぶことは必要なのでしょうか。「海外ではすでに初等教育からプログラミングやコンピューターサイエンス教育が行われている国もあり、日本は遅れているのが現状です。あらゆる分野でIT化が進む中、プログラミングは一部の人だけの知識ではなく、どんどんと裾野が広がっています。この優れたツールを早い内に経験しておくことは、大人になってから学ぶよりも難しくないですし、将来の仕事にも活かす機会が増えると思います」と若田室長。子どもたちが大きくなる頃には、今はない職業がいくつも出来ているだろうといわれています。プログラミングそのもののスキルを身につけるだけでなく、プログラミングの経験と考え方を通して、夢を形に変え、未来を生き抜く力を身につけてほしいですね。

子ども向けロボットプログラミング教室『ProgLab(プログラボ)』夙川校
西宮市羽衣町10-44
コース/ビギナー・スタンダードⅠ・スタンダードⅡ・アドバンストⅠ・アドバンストⅡ(アドバンストは2年目以降)

ホームページの体験会お申込みフォームより無料体験随時受付中

子ども向けロボットプログラミング教室ProgLab(プログラボ)夙川校

<ライター 長谷川 幸子>