いろんなことにチャレンジして達成感いっぱい!
ボーイスカウトでしか学べないことがある!カブスカウト
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いろんなことにチャレンジして達成感いっぱい!
ボーイスカウトでしか学べないことがある!カブスカウト

ボーイスカウトの方は身近にいますか?親子3代にわたりボーイスカウト、という方もいれば、ボーイスカウトって何してるの?と、まったく知らない方もあるようです。
芦屋では、2つの団が元気に活動しています。
今回は、芦屋1団小学2年生~5年生のカブスカウト活動について取材してきました。

芦屋の山は自分の庭?
たくましくカッコいいカブスカウトたち

ボーイスカウトとは、仲間たちと自然の中で遊びながら、いろんなことを身につけて、より良き社会人を目指す活動です。芦屋では、国道2号線より北側の小学校区を1団、南側を3団とする2つの団が活動しています。厳密には、ボーイスカウトは、小学校5年生の9月からの児童で、その前にカブスカウト、さらにその前にビーバースカウトと分かれています。小学2年生9月~5年生8月までが対象のカブスカウトは、芦屋1団では現在12人。女子も参加し、月2回程度の集会を行っています。取材時の集会は、夏休みということで参加人数が少なめでしたが、日曜の朝から元気はつらつ!ワイワイと喋っていたのに、隊長の掛け声と手の合図できりっと整列。紺色の制服に黄色のネッカチーフ姿がキマっています。今日は、キャンプで使用するTシャツの染色をしていきます。1年間の活動内容はバラエティに富んでいて、「感謝の気持ちを持つ」「自然とふれあう」「工夫して作る」など、様々な活動目標に応じたプログラムを実施しているそうです。 環境に恵まれた芦屋では、特に、野外活動も充実し、ロックガーデン~風吹岩あたりは格好の活動エリア。子どもたちにとっては、楽々な山歩きコースだとか。毎年夏頃には、有馬までの山越えもクリアできるそうで、子どもたちは山登りに慣れ、やり遂げた達成感にあふれ、自信が身に付くそうです。

独自の活動形態やたくさんの行事が、
子どもを健やかに育ててくれる!

カブスカウトは、年齢層に応じて、うさぎ・しか・くまの3段階に分かれており、縦割りの組活動となり、上のスカウトは下のスカウトの面倒を見なくてはいけません。この経験が、後にいろんなコミュニティの中でのリーダーシップに繋がるそうです。また、赤い羽根やユニセフなど、駅近辺で募金活動をしているスカウトたちの姿もよく見かけますね。子どものうちから募金活動に親しむことで、中・高校生になって社会奉仕活動に興味がわいたり、自然と参加できたりするそうです。「カブからボーイに上がると、自分たちで課題を作ってこなしていくので、もっと面白くなって達成感も大きくなっていくんです。カブはその入門ともいえます」と、ご自身もスカウト出身でリーダー歴10年という若林亮カブ隊長。子どもたち一人ひとりがスカウトとして役目を担い、出来ることがだんだんと増えて、心身ともにたくましく成長していく姿を見守れるのは、保護者としての喜びではないでしょうか。芦屋の団は、西宮と合わせて、阪神さくら地区に所属し、時には地区全体の大会もあります。日本中・世界中のスカウトと繋がっているスカウト活動。9月が新入隊の時期ですが、いつでも気軽に体験可能とのこと。学校や習い事とはまったく違う様々な活動が待っています!

ビーバースカウトから始めて、
今は組長・次長として組をまとめている4人のくま隊員。
それぞれに好きな行事や感想を聞いてみました

連くん
クリスマス会で、スタンツをしたり、ケーキを作ったのが楽しかった。
ぐちゃぐちゃになったけど美味しかった

怜央くん
野外活動が好き。特にキャンプファイヤーが楽しい。
ボーイに上がったらキャンプによく行くらしいから楽しみ

亘平くん
キャンプのスタンツが面白い。
ビックリしたことは、横池でイノシシに出会ったこと

宏樹くん
もちつき大会でのお餅が美味しかった。
登山はちょっと大変

年齢層に合わせて様々な課目が設定されています。
修得すると、いろんな記章が貰えるそう!

日本ボーイスカウト兵庫連盟事務局

  • 078-333-1780

(ライター 長谷川幸子)