タイムスリップ芦屋 芦屋市の誕生

精道村では、大正年間から交通機関の発達にともなって住宅地として開発など生活環境の整備がすすめられ、文化住宅都市芦屋の基盤が形成されていきました。この間昭和9年・13年に大風水害があり甚大な被害を受けましたが、この被害にも負けず昭和15年には宿望であった市制が施行されました。

昭和時代
昭和13年 阪神大水害
昭和9年の「室戸台風」による災害が人々の記憶から消え去らないうちに、阪神地方に空前の大水害に見舞われ芦屋川をはじめとする芦屋の川が氾濫し、精道村内は泥海と化しました。
阪神大水害で埋まった国鉄線路
昭和15年 精道村から芦屋市へ
大水害による復興を経て、11月10日に精道村民の永年の宿望であった市制実施が実現しました。
全国で173番目の市として誕生し、当時は一躍村から市に移行したことが注目されました。このときの人口は41,925人、戸数8147戸を数えました。
昭和26年 「芦屋国際文化住宅都市建設法」制定による「芦屋国際文化住宅都市」に指定
市制施行を祝う市民
文化都市へのあゆみ
第二次大戦の甚大な被害からも回復し、環境整備や文化面での活性化が成されていきました。“国際性と文化性あふれる住宅都市の形成”という目標のもと、都市づくりが進められました。
昭和31年 第11回国民体育大会開催
昭和33年 第1回あしやまつり開催
昭和35年 現市庁舎落成
昭和36年 芦有道路が開通
昭和37年 奥山の開発に着手
昭和38年 第2阪神国道(国道43号)開通
昭和42年 市民文化賞制定
昭和45年 阪神高速道路神戸線が開通
ルナ・ホールが開館
昭和47年 体育館・青少年センターが開館
昭和50年 芦屋浜埋立地造成完成(54年から入居開始)
昭和52年 公民館が開館
昭和54年 JR芦屋駅周辺の再開発事業着手(平成10年完了)
芦屋浜シーサイドタウン完成
芦屋市市庁舎(昭和35年8月完成)
第2阪神国道の開通パレード
昭和62年 図書館を伊勢町に新築開館
昭和63年 芦屋ゆかりの作家・谷崎潤一郎記念館が開館
平成2年 JR芦屋駅が新快速電車停車駅に
平成3年 美術博物館が開館
JR「新快速」電車
(市制施行50周年記念写真集「芦屋今むかし」より転載)
※掲載している情報は、2005.09.01の情報です。
そのため記載内容が、最新のものと異なる場合があります。
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