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ペットについてのお悩み、気になることがあれば芦屋人お問い合わせフォームまで!シエル動物病院の木村院長先生が、あなたのご質問にお答えしてくださいます。

イラスト犬 猫写真

あしやのペットたち なんでも相談

Q

猫が皮膚を痒がっていて、かかりつけの先生からはアレルギーだと言われました。アトピーでしょうか?治療方法についても教えてください。

Q

シエル動物病院
木村院長先生からの回答

(2024.01.08更新)

何かしらの環境抗原(ハウスダスト、花粉など)やノミ、食物抗原に過敏に反応して皮膚のかゆみが誘発される病状のうち、ノミと食事以外の環境抗原に対するアレルギー反応で皮膚症状をあらわすものを猫アトピー性皮膚症候群といいます。
アトピーと診断するには以下の除外診断が必要になります。

ニキビダニ、疥癬、皮膚糸状菌症などアトピーと同じような皮膚の痒みを示す皮膚疾患を院内検査で除外。

皮膚にノミやノミの糞がなく、ノミの駆除薬を使用するだけで痒みが消失するかどうかでノミアレルギーを除外。

除去食試験を実施。これは疑われる食事アレルギーの原因物質が含まれていないものを最低でも4週間、できれば8週間与えて痒みが軽減するか確認し、食事アレルギーを除外。

これらノミ、食事治療によっても改善しない場合、かつアトピーに特徴的な皮膚の痒みや所見がみられる場合に猫アトピー性皮膚症候群と診断します。

IgE検査、いわゆるアレルギーの検査で、数十種類の抗原のうちどれに反応するかを調べる検査も可能です。ただし、アトピーなのに陰性の結果が出たり、症状がないのに陽性反応がでたりすることがあるので、原因物質を探るうえで参考にはなりますが、検査結果の解釈には注意が必要です。

治療はステロイド、免疫抑制剤のシクロスポリン、犬用のアポキル(猫では認可されていません)などの内服薬の使用が実際には行われています。経口投与が困難な場合にはステロイドの外用剤を使用します。内服も無理、塗り薬では痒みが十分に消失しない時は服を着せて皮膚症状の悪化を防いだり、ひっかき防止のためにネイルキャップを使用するのもいいでしょう。

ペットのご相談は芦屋人問い合わせフォームに「Ciel動物病院 木村先生へ」と記入の上、ご質問内容を送信してください。
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