芦屋でたのし♪新発見♪
見て聞いて楽しもう！芦屋で工場見学『六甲味噌製造所』
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芦屋でたのし♪新発見♪
見て聞いて楽しもう！芦屋で工場見学『六甲味噌製造所』

芦屋市内で工場見学ができるって知っていましたか？
今回は、国道2号線沿いにある『六甲味噌製造所』さんの工場見学をリサーチしてきました。
お味噌ができるまでの製造工程の説明や質問タイムのあと、帰りはなんとお土産付き！
普段何気なく使っているお味噌について、楽しく学んできました。

◆見学の前に少し予習…

国道2号線を通ると気になる『六甲みそ』の看板。
「芦屋なのに、なぜ六甲みそ？」と思われた方いませんか？
こちらの『六甲味噌製造所』さんは、大正7年に初代社長が味噌漬物業を神戸で創業し昭和20年に現在の芦屋に移り、こだわりのお味噌を作り続けられています。
3代目長谷川憲司社長自ら、国内外で買い付けてくる原材料。こだわりの素材と製法で、顧客は地元芦屋にとどまらず全国に広がっており、味噌鑑評会等でも近年数々の賞を受賞されている注目の味噌屋さんです。

いざ、工場見学へ！

工場見学に行く前に、必ず電話予約が必要です。

見学希望日時・人数・子どもの有無（小学校高学年から保護者付きで参加OK）を見学希望日の７～１０日前までに電話（℡0797-32-6111）をして、予約を入れます。
（※工場見学について　参照）
予約当日、『六甲みそ』と書かれた看板の下の門を通り、その奥にある『六甲味噌製造所』さんの工場へ。
まず最初に、長谷川社長がお味噌について熱～く楽し～く語ってくれます。
日本の食文化を支えてきた味噌。各地の風土・気候・水などで熟成方法や味が異なる多種多様なお味噌について、さまざまな角度から約30分程説明していただきました。説明の後は、見学用の衛生キャップを着用していよいよ工場に入ります。
まず最初に入るヒンヤリとした所は、原材料倉庫。
米や大豆が産地ごとにところ狭しと並べられていました。
温度を15度の一定にすることで、米や大豆に虫がつきにくく、劣化もしにくくなるそうです。

次に階段を上がっていくと、大豆の蒸した匂いがしてきました。
この日は、白味噌を作っていて、仕込みたての白味噌を試食させていただきました。
その味は、お味噌というより炊いた大豆をつぶした味。まだコクはないようです。これを1階の樽に入れて、フタに大きな石をたくさんのせて発酵・熟成を待つそうです。
6トンの樽が11基あり、重しをのせたフタが浮いてきているほど熟成がすすんでいると、長谷川社長が2階の床の小さな枠を外して１階の樽を見せてくれました。また、味の決め手になる製麹室も見せていただきました。麹は生きているので、製麹室内の温度や麹の品温（温度）等は手作業で管理されているそうです。また2階の別室では、４～５名の方が出来上がったお味噌を個包装するなどテキパキと働かれていました。
これで、お味噌作りの全工程の見学終了です（約３０分間）。

お味噌についてかなり分かってきたところで、長谷川社長へ質問タイム。「お味噌を長く保存する方法はありますか？（→冷凍するとよい）」「六甲味噌さんは、塩分控えめですか？(→他社比、約２０％カット)」「なぜ六甲味噌さんは、カップの容器を使わないのですか？(→コスト削減でよりよい味噌を提供したい)」等々質問が飛び交います。「味噌のことならどんな質問でも受け付けます。たくさんの質問をお待ちしています」と、長谷川社長。

『六甲味噌製造所』の工場見学の見どころは、お味噌を熱く語る長谷川社長、といっても過言ではありません。

工場見学に行かれる際には、長谷川社長への質問を考えていくとより楽しいものになること間違いなしです。
そして最後に、お買い物＆お土産タイム。ご近所の方は、容器を持っていくとお味噌を計り売りしてくれるそうです。エコな姿勢が素敵です。

ちなみに、お土産は500ｇ入りのお味噌でしたヨ。
（長谷川社長（写真左上）が左手に持っているお味噌です！）

◆工場見学を終えて…

終始熱く笑顔で語っていただいた長谷川社長。こんなにお味噌に情熱を注いでいる方の作ったお味噌が美味しくないはずはない… そう思わずにはいられません。中でも、そんな社長のこだわりの一品は完熟みそやお正月用の白みそ。厳選に厳選した国産米と国産大豆を使用した数量限定・予約販売のお味噌だそうです。
原材料を含め製造過程すべて見学可能な『六甲味噌製造所』。
ひとつひとつの素材・製法にこだわっているからこそ工場見学も可能なのです。お味噌を作っている人の顔が見られる、これほど安心なものはないかもしれませんね。

芦屋の工場見学いかがでしたか？バーチャルな工場見学もいいですが、
実際に目と鼻と舌と耳で『六甲味噌製造所』の工場見学を体験してみてはいかがでしょうか。